ワイモバイルのPocket WiFiってどうなの?

ワイモバイルポケファイ

イーモバイルだった頃の主力商品はモバイルWiFiルーターだったのに今では格安スマホばっかりなワイモバイル。このページではそんな隅に追いやられてしまったワイモバイルのモバイルWiFiルーターは今おすすめできるのか?を解説していきたいと思います。

ワイモバイルは元々モバイルWiFiルーターが主力だった?

ワイモバイルといえばポケットWiFiの元祖といえるイーモバイルが元になっています。
今でこそ格安スマホといえばワイモバイルとなりましたが、以前はモバイルWiFiルーターといえばイーモバイル(現:ワイモバイル)だったと記憶しています。

さてそんなワイモバイルですがPocketWiFiに関してはここ数年ほぼ隅に追いやられた存在と言ってもいいぐらい力が入っていません。なんなら同じ系列のソフトバンクが販売するSoftBankAirを販売しているのを見かけるぐらいでモバイルWiFiルーターってあったけ?ぐらいです。

個人的にはイーモバイルの頃よく契約していたので今の現状は残念ではありますが市場規模などを考えると当然の結果なのかな?

WiMAXより高い?

料金は現在Pocket WiFiプラン2(ベーシック)が月/4,065円と一見安く見えますが使えるデータ量が月間7GBまでとかなり高いモバイルWiFiルーターとなっています。
なおWiMAXに関してはギガ放題が月々4,268円でハイスピードモード(WiMAX2+)での利用のみであれば月間制限はなしとなっています。

ただワイモバイルに関しては月/752円のアドバンスオプションというオプションに加入することで月間制限はなしで利用することができます。
月間制限がないプランを基本料金のみで計算するとワイモバイルが4,818円に対してWiMAXが4,268円となりますから550円ほどワイモバイルのが高い計算となります。

月/550円ですから24ヵ月で計算すると13,200円差ができることになります。※端末代金などは計算に含めておりません。

3日間の通信速度制限はWiMAXよりも制限時間が短い

前日まで3日間の通信量が約10GB以上を超えた場合

ワイモバイル 3日間で10GB 18時から翌日1時まで 制限後の通信速度は約1Mbps
WiMAX 3日間で15GB(ギガ放題プラスプラン)2022年2月1日より一定期間内に大量のデータ通信をした場合に制限 混雑する時間帯 制限後の通信速度は不明

3日間の通信速度制限に掛かったあとの制限される時間に関してはワイモバイルの方が1時間だけ短いので緩いといってもいいかもしれません。ちなみにWiMAXが先に3日間の通信速度制限に関しては現行のものとしており、後出しでワイモバイルが3日間の制限をだしたと記憶しています。(間違っていたらすみません。)

2021年4月に発売されたWiMAXの5G対応端末は加入できるプランがギガ放題プラスとなりますがこのプランは3日間の制限が15GBと従来よりも5GBを多いプラン※2022年2月1日から3日間の制限が緩和されており一定期間内に大量のデータ通信のがあった場合、混雑する時間帯に通信速度を制限すると変更になっています。

Y!Mobileは今のところ5G対応端末でもPocket WiFiプラン2(ベーシック)となるようなので3日間の通信速度制限は10GBとなります。今後は緩和される時が来ると思いますが今のところはWiMAXの方がかなり緩いといえます。

端末は高性能

以前は端末ラインナップに格安モデルと呼んでもいいような端末代が安いモバイルWiFiルーターの取扱いもありました。ただ最近のラインナップをみても高性能なモバイルWiFiルーターとなっています。

ワイモバイルに限らず最近のキャリアが取扱っているモバイルWiFiルーターは高性能のものが増えており需要としてはそこまでの性能はいらないのでは?と思うようなスペックな気がします。

ワイモバイルは以前少しスペックを落とした端末も取り扱っていたのでできれば今後もこのようなモバイルWiFiルーターがあると消費者としても選びやすいのにと感じています。

端末においてはオンラインストアとかだと端末代金が割引となっており割と安く購入できるような場合もあります。

データ量が追加できるのはワイモバイル

ワイモバイルのPocketWiFiで個人的におすすめできるポイントはアドバンスオプション未加入の方が月間通信速度制限になった場合において0.5GBごとに550円でデータ量を追加できる部分だと思っています。

追加してしまったら割高になりますし、そもそもアドバンスオプションに未加入であれば月間7GBで通信速度制限になってしますわけなのでかなり高いモバイルWiFiルーターと言ってもいいかもしれません。

しかしながら万が一何かがあったときにデータ量が追加できるというのは消費者としてはありがたいことだと思います。なおWiMAXではデータ容量を追加することはできません。

ただ注意点もあって速度制限になるときに設定したデータ量を自動で追加してくれるオートチャージというオプションがあります。これは設定しておくと勝手に設定した回数分データ量を追加されてしまうというものです。

理解した上で設定するのであればいいのですが、理解していないならやめたほうがいいかもしれません。

以前は3年契約も?今は年間契約の定めがないプラン

ワイモバイルは以前は3年契約のプランがメインでしたが今はプランが変更になりPocket WiFiプラン2(ベーシック)であれば年間契約の定めがないプランとされています。

ただ端末の購入方法によっては36回払いというのはあります。途中で解約した場合には端末の割賦代金の残額を支払わなくてはなりません。

これはスマホとかでも一緒ですね。

ワイモバイルをあえて選ぶ理由は少ない

あくまで当サイト的にはワイモバイルのモバイルWiFiルーターをあえて選ぶ理由は少ないのかな?と感じています。特に利用量が多くなりそうな人であれば他のモバイルWiFiルーターの方がいいかもしれません。

もちろんワイモバイルがそこまで力が入っていないのもあるのですがやはりモバイルWiFiルーターといえばWiMAXだと思います。他にもクラウドSIMモバイルWiFiルーターも最近ではいろいろなプランを展開しています。

ただ唯一といっていいかもしれませんが既にワイモバイルスマホを利用している方であればワイモバイルのモバイルWiFiルーターにすることで家族割引が適用できることもあります。この割引が適用できる方であればワイモバイルにするメリットがあるのかな?と思いますね。

まとめ

  • ワイモバイルは今はモバイルWiFiルーターよりもスマホメイン
  • 基本料金のみならWiMAXよりも高くなる
  • 月間パケット制限になった場合にはデータ量が追加料金を払うことで追加できる
  • 家族割引が適用できるならあり!でもあえてワイモバイルのモバイルWiFiルーターを選ぶメリットは少ない

 

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