このページではワイモバイルのモバイルWiFiルーターを契約したときに加入できるアドバンスオプションのサービス内容、注意点を解説していきます。
アドバンスオプションとは?
ワイモバイルのモバイルWiFiルーターを契約した時に加入できるプランはPocket WiFiプラン2(ベーシック)となっています。
このプランは月額料金4,065円で月間7GBまでは通信速度制限なしで利用できますが、月間7GBを超えてしまった場合には速度制限の対象となります。
しかし月額752円のアドバンスオプションに加入して端末の設定をアドバンスモードにしていればで月間制限の対象とならずに利用することができます。
ワイモバイルの通信速度制限とは?
他のモバイルWiFiルーター同様にワイモバイルも通信速度制限を設けていますので解説します。
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)ワイモバイル速度制限まとめ
制限内容 | 制限される時間帯 | 制限される期間 | 対象外となる場合 |
月間7GB以上超えた場合の速度制限 | 1日中 | 月末まで | アドバンスオプションに加入しアドバンスモード利用時は制限の対象外 |
3日間の合計通信量が約10GB以上超えた場合の速度制限 | 当日18時から翌日1時まで速度制限 | 3日間の合計が約10GB未満となるまで | – |
通信速度制限の中で一番厳しいのが月間制限になってしまった場合です。この場合は制限になってからはほとんど利用できないレベルの通信状態となってしまうので、月間7GB以上利用しそうな人はアドバンスオプションに加入をしたほうがいいと思います。
月間7GBは動画などの閲覧をする人にとってはすぐに超えてしまうぐらいのパケット通信量となりますのでおそらくワイモバイルのモバイルWiFiルーター契約者の多くはアドバンスオプションに加入していることでしょう。
なおアドバンスオプションに加入していても3日間の通信速度制限に関しては回避することができません。ただ制限になったとしても1Mbpsほどの速度とされているのでまだ利用できるレベルとはなっています。
あと実は上記で紹介した速度制限に関してはよく知られた制限となっていますが実は隠れた?あまり知られていない速度の制御というものがあります。これはどこのモバイルWiFiルーターでも同じです。
ワイモバイル通信速度の制御
●通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御する場合があります。この通信速度制御は、混雑が緩和されるとただちに解除されます。
●ご利用料金プランの月間データ通信量に対する速度制限とは別途、通信品質確保のための速度制御があります。
<引用:https://www.ymobile.jp/service/info/tsushin.html>
この速度制御というのはご自身が利用したパケット通信量に関係なく速度が制御される場合があるというものです。あとは違法性が高い通信をしていると判断される場合においては速度が制御される可能性があるようです。
これに関しては回避することができない速度制限といえます。
アドバンスオプションは加入したほうがいい?
結論からいえばワイモバイルのモバイルWiFiルーターを契約するのであればアドバンスオプションに加入した方がいいと思います。
先ほども紹介しましたが月間7GB制限になってしまうと月末まで解除されません。もちろんデータ通信量の追加をすれば解除することができますが料金的に考えても割高となっているのであまり得策とはいえません。
もしアドバンスオプションに加入せずにワイモバイルのモバイルWiFiルーターを契約するというのであれば他の会社を検討した方がいい場合がほとんど。
月間7GBのみしか利用できないのに月額4,065円は正直高いと考えていいと思います。
ただどれくらいのデータ量を利用するのかは使って見ないとわからないですよね?
もしかすると契約した後に月間7GBも利用しないということもあり得ます。そんな人は最初はアドバンスオプションに加入しておいて、月間7GBは使わないということがわかってからアドバンスオプションを解約するという方法でいいでしょう。
よってせっかくワイモバイルのモバイルWiFiルーターを利用するのであれば最初はアドバンスオプションは加入しておきましょう!
アドバンスオプションの注意点
次にアドバンスオプションの注意した方がいい点を紹介します。
- 端末の設定でアドバンスモードにする必要がある
- 3日間10GB制限は対象
- 解除した場合においては手続き完了した時から利用できない
端末の設定でアドバンスモードにする必要がある
アドバンスオプションに加入していても端末側の設定でアドバンスモードに変更していないと意味がありません。なおアドバンスモードで利用できるエリアは決められており仮にアドバンスオプションに加入していてもエリア対象外であればアドバンスモードでの利用ができないので注意しましょう。
契約前にあなたが利用するエリアが対象エリアなのか?確認しておくといいですね。
なおアドバンスモードで利用していて速度が遅くなった場合においてはエリアが原因ということも考えられます。その場合においてはアドバンスモードから標準モードにすると改善されることがあるようです。
3日間10GB制限は対象
先ほども紹介しているので繰り返しになりますが3日間の合計パケット通信量が10GBを超えた場合においてはアドバンスオプションに加入していても対象となりますので注意しておきましょう。
どれくらい利用しているかは端末もしくMy Ymobileで確認することができます。
解除した場合においては手続き完了した時から利用できない
アドバンスオプションを後から加入する場合、後から解除する場合においてはMy Ymobileで手続きが可能です。
なお後からアドバンスオプションが必要なくなり契約を解除したときはその時点からアドバンスモードは利用できなくなるので注意しましょう。
まとめ
- アドバンスオプションを加入、端末の設定がアドバンスモードであれば月間通信速度制限の対象外となる
- ワイモバイルのモバイルWiFiルーターを契約するならアドバンスオプションに加入はしたほうがいい
- アドバンスオプションに加入していても対象となる速度制限がある(3日間10GB制限など)
- アドバンスオプションに加入したらアドバンスモードに端末の設定を変更しよう
- アドバンスモードで速度が遅くなったらアドバンスモードのエリア外の可能性がある