WiMAXにおけるMNO、MVNOとは?

  • 2021年1月4日
  • 2021年1月4日
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WiMAX MNO MVNO

このページではWiMAXサービスにおけるMNO、MVNOについて解説していきます。

もっと詳しく説明すると

WiMAXにおいてMNO(Mobile Network Operator)事業者はサービス開始当初からUQコミュニケーションズのみです。
MNOというのはインフラを提供する移動体通信事業者のことをいいます。

難しい用語のように思えますがMNOに関してはエリアなどの基地局の展開を含む通信におけるの主のサービス提供者と考えていただけたらいいでしょう。

そしてよく聞くMVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業者 というのは仮想移動体通信事業者と呼びます。これは名前は自社ブランドですが使っている通信はMNOがから提供を受けたインフラを利用して展開するサービスとなります。

これだけではちょっとピンとこないかもしれませんがMVNOはそのMNOが展開するサービスを借りて名前を借りて自社のサービスとして展開する事業者をいいます。
MVNOを数社展開しておりもともとUQコミュニケーションズはこのMVNOをWiMAXサービス開始当初からメインで展開していました。

例に挙げるとビックカメラがWiMAXのMVNOを展開していますがこれはMNOであるUQコミュニケーションズのインフラを利用してBIC WiMAXとしてサービス展開をしているという風になります。
要するにMVNO先で契約したWiMAXの品質にほぼ差はないというわけです。

MVNOでも変わらないサービス内容とは?

MNOとMVNOの違いをなんとなく理解していただけたかと思いますが基本的にMNOで契約してもMVNOで契約しても変わらないサービスがあります。
それはエリア、端末、最大通信速度、通信速度制限です。

エリアはUQコミュニケーションズが展開している基地局に対応しているエリアとなりますし端末も同じで型番も同じとなっています。通信速度も端末によって最大通信速度が決まっていますし使う基地局はUQコミュニケーションズの展開している基地局ですからどこで契約しても通信速度は同じとなります。

あとは通信速度制限に関してもMNOが決めていることなので同じ内容の通信速度制限が適用となります。

MVNO先で契約するメリットとは?

使っている通信に差はないのでMNOで契約した方がいいのでは?と思う方も多いでしょう。実は多くの方がMVNOで契約しているのでは?と思うぐらいでMVNO先で契約するメリットもちゃんとあります。

  • MVNO独自のサービス
  • MVNO先で料金が違う
  • MVNOだと契約特典が豊富

MVNO独自のサービス

MVNOで契約した場合にはそのMVNO先が独自にやっているサービスの恩恵を受けることができます。
例えばだとWiMAX契約時にメールアドレスというのは通常貰えませんがメールアドレスを付与するサービスを行っているMVNO先もあります。

他にも独自のオプションサービスや、お客様サポートセンターを独自に設けているケースもあるなど様々です。

MVNO先で料金が違う

MVNOの契約場所によっては若干月々の料金が異なることがあります。独自の割引があったりなど様々ですが基本となるギガ放題という月額料金が高くなるということはほぼありません。

MVNOだと契約特典が豊富

MVNO先だと契約する方法が豊富にあります。例えば会社によってはクレジットカード縛りと言ってクレジットカードで月々の引き落としをしないと契約できないケースもありますが、銀行口座引落しで契約できるMVNO先もあります。この場合口座手数料が毎月発生するケースもありますがクレジットカードを持ちたくない人からすれば魅力的な契約先と言えますね。

ちなみにですが家電量販店での契約特典というのは特に差はないと言ってもいいです。昔調べた時にエディオンが独自のサービスを行っていましたが基本同じです。特典で大きく違いがあるのはネット申込みできるMVNO先でしょう。

特典内容は本当に豊富なので一度検討することをおすすめしますが特典内容がお得であればあるほど注意したほうがいいキャンペーンともいえます。

まとめ

  • WiMAXのMNO事業者はUQコミュニケーションズだけ
  • 契約先がMNOでもMVNO事業者でもエリアなどは変わらない
  • MVNO事業者と契約するメリットはたくさんある
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