WiMAX端末を利用しているとディスプレイにHS、HS+Aのマークのどちらかが表示されます。このページではこのマークの意味と注意点を紹介していきます。
WiMAXでディスプレイ上に表示されるHS、HS+Aの意味
WiMAX端末のディスプレイ上に表示されるHS、HS+Aに関しては非常に重要な表示となりますのでWiMAXを契約、利用するなら事前に必ず確認、理解しておきたい内容です。
まずWiMAXは現在ハイスピードモード(WiMAX2+)と、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)の2つの通信モードが利用できます。
今WiMAXで取扱いがある端末全てがこの両方の通信に対応しており、端末側の設定を切替えることでどちらかの通信を利用することになっています。
そして端末側でどちらの通信モードを利用しているかを判断するのが端末のディスプレイ上に表示されるHS、HS+Aマークになります。
- HS=ハイスピードモード(WiMAX2+)
- HS+A=ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)
なおモバイルWiFiルーター端末であればディスプレイ表示されますが、ホームルータータイプの端末だとランプの点灯によって判断することが可能です。
HS+Aは利用しないほうがいい?【注意】
当サイト別記事でも紹介していますが当サイトは基本的にはHS+Aの利用は推奨していません。
特に月間制限に関してはかなり厳しいものとなっていますから月間制限の対象となりうる通信モードであるハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)は多くの人にとっては利用しないほうがいいと考えます。
ハイスピードプラスエリアモードにしたのにHSの表示がされている
さて当サイトはあまり利用は推奨していませんが一応紹介しておきたいことがあります。
それはハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)にしてもハイスピードモード(WiMAX2+)と、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)両方に対応しているエリアだとハイスピードモード(WiMAX2+)を優先して接続するようになっています。
よって自分でハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)に変更したのに端末の表示上はHSのままとなってしまいますから知らない人からしたら故障?不具合?と考えてしまうかたもいるかと思います。
これは故障とかではなくて優先的に接続するのがハイスピードモード(WiMAX2+)ということを覚えておくといいかもしれません。
ハイスピードプラスエリアモード利用時にHS→HS+Aに自動切替はする
一応紹介しておきますが、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)にしている状態でHSの電波をキャッチしている場合、HSモードが圏外になる場所に移動すると自動的にHS+Aに切り替わります。
ハイスピードプラスエリアモードは少し使うだけでもオプション料が発生する
ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)は1回でも利用すると月1,105円オプション料金が発生します。
使った量とか回数関係なしに利用したら月末だろうが関係なしに料金が請求されてしまうわけです。
当然日割りもありませんから使う予定がない方は端末が届いたら誤って変更してしまわない為にも、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)への切替方法を理解しておくといいでしょう。
ただしauスマートバリューmineに加入している方であればハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)の利用料は発生しません。ギガ放題の説明欄にも小さく記入されています。
※3.「auスマートバリュー mine」をご契約されている月(契約開始月、解約月を含む)はLTEオプション料はかかりません。 <引用:https://www.uqwimax.jp/wimax/plan/gigahodai/>
端末の最大通信速度はHS+A利用時
WiMAXの端末の性能をみていると下り最大速度、上り最大速度の表記のところに※で小さく記載されていますが、今最も速い通信速度はハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時の最大通信速度となっています。
さらに速い速度に対応しているエリアは決まっているのでその端末の最大通信速度の恩恵が受けるには、エリアが対応していてかつハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)で利用することが前提となっています。
当サイトでは何度もお伝えしていますがオプション料が発生するのと月間通信速度制限の対象となる可能性があるのでWiMAX端末を契約するのであればハイスピードモード(WiMAX2+)での利用をおすすめしたいですね。
まとめ
- WiMAXは通信モードが2つある
- HS+Aの利用は注意しよう
- HS+AにしてもHSで繋がることもある