UQコミュニケーションズの公式サービスとして15日間の無料端末レンタルできるTryWiMAX(トライワイマックス)というのがあります。
契約前に自分が使いたい場所でどれくらいのスピードがでるのか?確認するのに最適なサービスですがレンタルした端末にも制限があるって知っていましたか?
Try WiMAXは制限がある!
意外?かもしれませんがTryWiMAXでレンタルした端末も速度制限の対象となります。ですので基本的にTryWiMAXだからと言って特別というわけではなく普通に契約したのと同じ速度制限が適用となります。
WiMAXの速度制限はプランによって違い大きく2パターンあります。
ギガ放題プラス(5G対応端末の加入できるプラン)とギガ放題(その他)の制限比較
ギガ放題プラス | ギガ放題 | |
加入できる端末 | 5G対応端末 | その他 |
月間速度制限上限なし通信 | スタンダードモード | ハイスピードモード |
月間通信速度制限 | プラスエリアモード利用時月/15GB | ハイスピードプラスエリアモード利用時月/7GB |
月間通信速度制限後の対象となる通信 | プラスエリアモードのみ | 全て |
3日間の通信速度制限 | 3日間/10GB | |
3日間速度制限の対象となる通信 | 全て | 全て |
オプション利用料 | プラスエリアモード利用時月/1,100円 | ハイスピードプラスエリアモード利用時月/1,105円 |
ギガ放題プラスの加入は2021年4月8日からとなりますから今現在TryWiMAXでレンタルできる端末はギガ放題に加入する端末となります。
よってギガ放題の通信速度制限が対象となりますからレンタル期間中にもしあなたが使い過ぎたりすると速度が制限される可能性があります。
特にハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)で7GBを利用してしまうと速度が128kbpsとかなり速度が制限されてしまうので注意しましょう。
そもそもTry WiMAXとは?
TryWiMAXとはUQコミュニケーションズが行うレンタルサービスです。細かい内容をかんたんにまとめるとこんな感じになります。
- 利用料金:無料
- レンタル期間:出荷から15日後(返却期限日までに端末を必着させる必要がある)
- 必要なもの:契約者名義のクレジットカード、連絡先メールアドレス、SMS対応電話番号かキャリアメール※SMS対応電話番号かキャリアメールがない人は別途申込書と本人確認書類を提出することでレンタルができる。
- 申込める人:日本在住で20歳以上(利用者も20歳以上)
- 申込み方法:WEB申込み
- 申込める端末:ちょっとだけ古い端末や販売終了している端末(モバイルWiFiルーター、ホームルーター両方)※電波チェック、速度制限チェックするには問題ない※在庫状況は確認できるが新しい端末であればあるほど在庫がない場合が多い
- 申込みから発送まで:14時30分までに申込みで最短当日発送
- 返却期限日:出荷メールに記載
- 送料:利用者側の負担なし
- 返却しなかった場合:違約金請求
- レンタル機器を紛失、破損:登録したクレジットカードから引き落とし
- レンタルできる回数:原則一人1回
TryWiMAXで利用を控えたほうがいい通信とは?
先ほど伝えたようにレンタルであっても通信速度制限があります。
そのせいかTryWiMAX利用時における注意事項で<動画配信、オンラインゲーム等データ量の多い通信の長時間利用は控えるよう>にと記載があります。
レンタルだから好き勝手に接続してみてもいいというわけではないということですが長時間利用したことで問題になったとかは聞いたことがありません。ただ一応記載されているので守るべきだと思います。
もしあなたがもし契約前にどれくらい利用するのか?などを確認するためにレンタルするのであればお金はかかりますが有料のレンタルサービスを利用してもいいかもしれませんね。
月初レンタルがおすすめの理由とは?
もしあなたがTryWiMAXでレンタルしてみようと考えているのであればできる限り月初もしくは速度制限の締めである月末でのレンタルをおすすめします。
このTryWiMAXで貸出される端末というのは使いまわして利用しているようなので同一月内に一台の機器を複数人が利用するケースがあるようです。
もしあなたがレンタルする前のサービス利用者が月間制限に引っかかる、もしくはかなりのパケット通信量を使用している場合はあなたがレンタルした端末がすぐに速度制限の対象となる可能性も考えられます。ようするにその端末でのトータルパケット量で速度制限の対象とされるのでこのようなことが起きてしまうのです。
あとはWiMAX2+端末限定だと前の利用者がハイスピードモード(WiMAX2+)だけの利用であればいいですがハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)を利用していた場合は月間7GBが上限となってしまうのですぐに速度制限になってしまう可能性があるわけです。
5G対応端末であればプラスエリアモードでの利用で月間15GBを超えていた場合はプラスエリアモードが通信速度制限となってしまいます。
このようなことを避けてしっかりレンタルサービスを利用する為にはやはり月初か月末がおすすめといえますね。
2回目もレンタルできる?
個人的に試したことはないのですが2回目もレンタルできるような噂があります。実際にUQコミュニケーションズのサイトでは一人1回までと記載がありますがTryWiMAXのQ&Aの中には申込み条件の中で<過去180日間以内に本サービスのご利用履歴がない方>とあります。
ということは180日以上経過すれば2回目もレンタルできる可能性があるということです。一度TryWiMAXを使用したことがある人でももう一度使って電波を確認したいという人がいるのであれば試してみる価値はありますね。
TryWiMAXはWiMAXが使えるか?不安な人にかなりおすすめ!
なんといっても15日間無料でWiMAXを利用できるのでWiMAXを検討している人は全員使ってみたほうがいいと言ってもいいぐらいです。
エリアチェックはもちろん、通信速度チェックにも向いていますし3日間15GB(5G端末以外であれば10GB)以上利用したときの通信速度制限の確認、自分の利用用途でどれくらいパケットを利用するかの確認もできます。
購入前の不安をすべて解決できるサービスですので少しでも契約前に不安に思う事があればまずTryWiMAXを利用してみることをおすすめします。
ただ先ほども紹介したように長時間の大容量通信を行うのはやめたほうがよさそうなのでその点を踏まえて利用しましょう。
レンタルする端末はできる限り同じシリーズの端末がおすすめ
TryWiMAXでは古い機種の取扱いもあり電波をチェックするだけなら?という意味であればどの端末でも問題ありません。しかし細かい機能面も確認するのであればできるだけ貸出機器の中では新しい端末を借りるようにしたいですね。
ただ最新の端末は人気の為TryWiMAXで取扱いがスタートしても在庫がない状態が続き借りにくい状態が続くので在庫があればラッキーぐらいに思っておきましょう。なお在庫状況はTryWiMAXのページから○、△、×で確認することができます。
あとあなたが検討している端末を借りることができればベストですがそもそも取扱いがなかったり、人気の為に借りれないなんてこともあります。
そんな時はできればあなたが検討している同じシリーズの端末(WXシリーズを検討しているならWXシリーズの旧機種)というのもおすすめです。同じシリーズであればおおよその操作性は同じですからかなりイメージしやすいかと思います。
返却できなかったら端末代金が請求される
TryWiMAXは借りるのにクレジットカードの登録が必要になります。クレジットカードの登録をするので万が一期限内に返却できなかった場合には端末代金が請求されてしまいます。
もちろんこの他にも端末を壊してしまった、紛失してしまったという場合にでも請求されてしまいますからTryWiMAXサービス利用時には端末の扱いは慎重に扱いたいですね。
まとめ
- TryWiMAXでも通信速度制限はある
- TryWiMAXの場合強制力はないがデータ量の多い通信の長時間利用は控えるように注意事項に記載されている
- サービスの特性上、月に複数人が利用した場合速度制限の対象となる端末の可能性もあるので月初レンタルがおすすめ
- 1人1回?180日超えればもう一度TryWiMAXは利用できる?
- TryWiMAXはWiMAXを検討しているならぜひ利用することをおすすめしたいサービス