このページでは先日発売になったRakuten WiFi Pocket2Bについて当サイトなりに端末の評価とおすすめな人を紹介していきます。
Rakuten WiFi Pocketの端末スペック!前モデルとの違いは?
最初に端末のスペック、プラン、キャンペーンなど概要を紹介します。スペックについては前モデルとの比較も行いたいと思います。
端末スペック
端末名 | Rakuten WiFi Pocket | Rakuten WiFi Pocket 2B |
発売日 | 2020年12月8日 | 2021年7月29日 |
色 | ブラック/ホワイト | ブラック/ホワイト |
サイズ | 94.5 x 61.2 x 17.1 (mm) | 約63.8 × 約107.3 × 約15 (mm) |
重量 | 約100g | 約106g |
連続待受時間 | 約300時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 約3,000mAh | 約2,520mAh |
テザリング | 10台 | 16台 |
ディスプレイ | あり | あり |
付属品 | ACアダプタ / micro USB Type-Bケーブル / クイックスタートアップガイド / バッテリー | micro USB Type-Bケーブル / クイックスタートガイド |
国際ローミング | 非対応 | 対応 |
メーカー | Shenzhen Harvilon Technology | ZTE |
<参考:https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/internet/rakuten-wifi-pocket/>
<参考:https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/internet/rakuten-wifi-pocket-2b/>
まず端末のスペックをみて私が感じたポイントは以下の通りです。
- 新モデルはZTE社製
- 前モデルと比較してバッテリー容量は減っているが通信時間に差はない
- 前モデルと比較してテザリング台数が増加!でもあまり意味はない
- 今回も最大通信速度の記載がない?
- 付属品でACアダプタがない!?
- 内臓電池だから自分で電池交換できない?
新モデルはZTE社製
前回のモデルはShenzhen Harvilon Technologyという聞いたこともない会社のモバイルWiFiルーターでした。端末代金も安かったので文句はありませんが正直知っているメーカーと知らないメーカーでは安心感がちょっと違います。
個人的にも実体験としてモバイルWiFiルーターは同じ場所で同じ通信速度でもメーカーが違えば電波の掴みの関係で通信速度に差がでるということがあったからです。※ちなみに今のところ半年以上使っていますがRakuten WiFi Pocketに関しては端末の不具合等は一切なく大満足です。
しかし今回はZTE社製ということで割と日本のモバイルWiFiルーターで実績のある会社の端末となっており、前モデルに比べたらメーカーの安心感は格段に上がったといえそうです。
前モデルと比較してバッテリー容量は減っているが通信時間に差はない
前モデルと比較するとバッテリー容量は減っていますがスペック上の通信時間に差はありません。差がない理由として消費電力が少ないとかがいろいろ考えられますが、おそらく効率がいいのかもしれません。
なおあくまでもこの通信時間というのは利用している内容等、環境によって左右されるのでこの時間よりも短いものだと思っておいた方がいいでしょう。
前モデルと比較してテザリング台数が増加!でもあまり意味はない
モバイルWiFiルーターによって最大接続台数とか、テザリングとかいろいろ言い方は違いますがこれは同時に繋げることができるデバイスの数のことになります。
例えばiPadとスマホ2台を同時に接続した場合は3台となります。個人的にはあまり意味のない項目だと思っていますが一応ご紹介。
最大通信速度の記載がない?
前モデルの時もそうでしたが気になったのは最大通信速度の記載がありません。私の確認ができていないだけかもしれませんが、今回のモデルも特に最大通信速度等の記載は見当たらず。
これは前回も思いましたが消費者として知りたい情報だと思うので端末の紹介ページにないのは正直改善してほしいですね。ちなみに前モデルは下り最大通信速度は150Mbpsでした。今回のモデルもわかり次第追記したいと思います。
付属品でACアダプタがない!?
今回のモデルに関しては付属品でACアダプタがないそうです。ただUSBケーブルはついてくるのでPCなどで充電をするか、自宅にあるスマホ用のACアダプタなどを活用して充電、もしくはACダプタを購入して充電をすることになります。これは正直マイナスポイント。
ちなみに充電器は楽天モバイルが推奨品としてこの2つを販売しています。
- USB急速充電器 2ポート 24W価格2,035 円
- Anker power port +1 Quick charge 3.0 & Power IQ(改善版)ブラック価格1,699 円
楽天モバイルに限ったことではなくスマホでも最近ACアダプタがついていないことが増えつつありますが個人的には付属品でつけてほしいですね。
内臓電池だから自分で電池交換できない?
オプション品を比較してもらうとわかりますが新モデルであるRakuten WiFi Pocket 2Bにはバッテリーが付属品でありません。バッテリー自体は端末に内臓されているので新たに購入する必要はありませんが、内臓電池ということで自分で電池交換をすることはできません。もし交換する場合は有償対応となっているそうです。
バッテリー搭載のモバイルWiFiルーターであればバッテリーを購入して付け替えればいいだけだったのですが、このRakuten WiFi Pocket 2Bに関しては追加で交換費用もかかってしまうようですね。
加入できるプランと適用できるキャンペーン
楽天モバイルはシンプルで加入できるプランはスマホも、データ端末もRakuten UN-LIMIT VIのみと同じで以下のとおりとなっています。
月間データ通信量 | 料金※1回線目に限る |
0-1GB | 月/0円 |
1-3GB | 月/1,078円(税込) |
3-20GB | 月/2,178円(税込) |
20GB以上 | 月/3,278円(税込) |
1回線目限定となっていますが上記の金額で利用することができます。
他のモバイルWiFiルーターと比較してもらうとわかりますがかなりお得に利用できます。
さらに今であれば端末代金も含めてキャンペーンが適用できますからトータルで考えるとかなり割安なモバイルWiFiルーターと言っても過言ではないでしょう。
このページでは楽天モバイルのモバイルWiFiルーターに関するキャンペーン情報をまとめてみました。今楽天モバイルでモバイルWiFiルーターを検討している方はぜひ参考にしてみてください! 楽天モバイルWiFiルーターのキャンペーン情報まとめ […]
さらにさらにZERO宣言というものを楽天モバイルはしていまして事務手数料、解除料金が0円です。
先ほども紹介しましたが端末代金も実質0円、月々のプラン利用料金も1年間は0円、事務手数料も0円、解約手数料も0円で利用できるわけです。
はっきり言ってそこら辺のモバイルWiFiルーターを契約するぐらいならほぼリスクなしのこちらを契約したほうがいいです。このモバイルWiFi実質0円お試しキャンペーンと言っているとおり本当にお試しで利用してみるというのもありだと思います。
楽天モバイルの通信速度制限
楽天モバイルの通信速度制限は5GBを超過(国内)した場合は楽天回線エリア外に限り最大1Mbps、ただ通常の楽天回線エリアであれば速度制限なしで利用することができます。
他のモバイルWiFiルーターと比較しても料金的にも、制限的にも緩い方だと思います。
ただし制限がないからと言って使い過ぎると
公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります
と記載されているように他の通信キャリアと同様に通信速度を制御される可能性はあると思います。
楽天回線エリアかパートナーエリアを見分けることはできる?できない?
結論からいえば今回の端末も端末側でどちらのエリアを利用しているかの確認をすることはできないようです。ただし使ったあとであれば「my 楽天モバイル」でパートナー回線に接続されているかは確認できます。
利用者としてはどちらのエリアを利用しているか知りたい情報の1つだと思うので端末側で見分けるようにしてくれたらいいのに、、、
まぁ将来的には楽天回線エリアで一本化するはずなのでわざわざ端末側で確認できるような機能を付けることはないでしょうけどね。
結論:Rakuten WiFi Pocketはサブ回線でモバイルWiFiルーターを検討している人は購入すべき
前モデルのレビュー時と同じですがサブ回線でモバイルWiFiルーターを検討している人でキャンペーン適用できる方でほとんどの人は契約してもいいと思います。
端末代金が実質0円、事務手数料も0円、キャンペーンで3ヵ月無料2022年2月8日終了、解約金も0円とリスクが圧倒的に少ないだけでなく利用料金もデータ量によって変動するタイプで使わなければ0円ですし、使っても3,278円がMAXとなっています。
さらに前モデルと比較しても有名どころのメーカーの端末となっており安心感も増しています。個人的にはバッテリーが内臓型だったり、ACアダプタがなかったりなど気になる点はありますが総合的に考えてもいい端末なのは間違いないです。
こんな人は特におすすめ!
- メインインターネット回線は別にあってサブ回線として考えている方
- 縛りの少ないモバイルWiFiルーターを探している方
- 利用する場所が楽天エリアの方
メインインターネット回線は別にあってサブ回線として考えている方
先ほども紹介したようにメインインターネット回線としては心もとない部分もありますが、サブ回線としてはかなり優秀だと思います。
端末代金の安さ、利用料金、通信速度制限、事務手数料、解約時の料金などを他社と比べると正直サブ回線としては間違いなくおすすめできるモバイルWiFiルーターだと思います。
ただし利用するエリアが楽天エリアでない方や山間部などの利用を検討している方はやめたほうがいいかもしれません。
縛りの少ないモバイルWiFiルーターを探している方
モバイルWiFiルーターでよくある縛りといえば端末代金を分割することによる縛り、プランの契約期間による縛りなどが挙げられますが楽天モバイルのモバイルWiFiルーターは他と比較するとかなり緩いです。
端末代金はそもそも安い(キャンペーン適用で実質負担なし)ですし、プランの縛りもありません。
縛りがないということはそれだけリスクが少なく契約することができるわけですからおすすめです。
利用する場所が楽天エリアの方
楽天モバイルを利用するにあたってその恩恵を最大限受けられるのが楽天エリアでの利用です。エリアマップ上であなたが利用する場所が楽天エリアであれば間違いなくおすすめです。
ただ注意したいのがマップ上では楽天エリアだけど実際に利用するとパートナー回線にも繋がるということは普通にあります。
こればかりは契約して使って見ないとわからない部分ではありますが、エリアマップで楽天エリアに該当していてかつ先ほどお伝えしたようにサブ回線のモバイルWiFiルーターを探している人などは特におすすめといえます。逆に使うエリアが楽天回線エリアに該当していない方はまだまだ様子見でいいかもしれません。
まとめ
- 前モデルは無名の会社だったが今回はZTE製
- 充電するケーブルはついているがACアダプタはないので注意。
- キャンペーン適用すればモバイルWiFiルーターの中では端末代金が安い!※実質0円
- サブ回線でモバイルWiFiルーターを考えているならリスクが少ないので絶対に買い※キャンペーン適用できることが前提