WiMAXギガ放題プラスとプラスエリアモードの注意点【5G】

  • 2021年4月7日
  • 2021年4月14日
  • WiMAX
WiMAXギガ放題プラス注意点

このページでは先日発表となったWiMAX+5G対応機種が加入できる新プランである『ギガ放題プラス』と、5G対応端末が利用できる『プラスエリアモード』の概要、注意点などをまとめてみました。

5G対応端末は今までと料金プランが違う?

先日UQコミュニケーションズより2021年4月8日発売のWiMAX+5G対応端末 Galaxy 5G Mobile Wi-Fiが発表されました。

この新端末である5G対応端末は新たな料金プラン『ギガ放題プラス』で提供されることとなっており、従来のプランと比べて制限が緩和されるなどの利用者にとっては嬉しい部分が増えています。

5G対応端末となりますが5Gエリアはまだまだ広くはなく、5Gを利用することで利用者の恩恵を受けられるケースは少ないです。それでも制限が緩和されている部分があるので、あなたのエリアが仮に5Gに対応していなくとも今回の新プランに加入する価値はあるのでは?と思います。

今後は5G対応端末のみが発売されていくと思うので新しいプランの『ギガ放題プラス』が主流になるので、今のギガ放題に加入できるのは在庫限り?かもしれません。

5G対応端末が利用できる通信方式とは?

今までの端末においてはハイスピードモード(WiMAX2+)が一般的な利用方法で2.5GHzのみの周波数帯域でしたが、今後5G端末でメインとして利用するであろうスタンダードモードにおいては以下の通信帯域でも利用できるそうです。

スタンダードモードの対応通信

  • WiMAX 2+:2.5GHz帯(バンド41)
  • au 4G LTE、5G:2.1GHz帯(バンド1)、1.7GHz帯(バンド3)、3.7GHz帯(N78)

しばらくはエリアが狭い5Gではなく今まで通りのWiMAX2+で繋がることが多いと思いますが、スタンダードモード(WiMAX+5G)だと今まで対応していなかった4GLTEが一部利用することができるようです。『もちろん5Gも)

これによってもしかすると従来よりも利用できるエリアは広くなり利用できる範囲が広がる可能性もあります。※ただUQコミュニケーションズの発表だと一応WiMAX 2+と同等のエリアのことです。

さらにオプション料が発生しますがプラスエリアモードにするとプラチナバンドを利用しているau4GLTEを利用することができるのでより高品質、広範囲で利用できるか通信モードもあります。※今までの端末であればハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)という通信モードでした。

ギガ放題プラスの概要とギガ放題との比較

それでは今回新たに追加されたギガ放題プラスと、従来のギガ放題とのプランを比較していきます。

ギガ放題プラス(5G対応端末の加入できるプラン)とギガ放題(その他)の比較

ギガ放題プラス ギガ放題
加入できる端末 5G対応端末 その他
基本料金※2年契約時 月/4,268円※はじめる割適用 月/4,268円
月間速度制限上限なし通信 スタンダードモード ハイスピードモード
月間通信速度制限 プラスエリアモード利用時月/15GB ハイスピードプラスエリアモード利用時月/7GB
月間通信速度制限後の対象となる通信 プラスエリアモードのみ 全て
月間制限後の通信速度 月末まで最大128kbps※単位に注意 月末まで最大128kbps※単位に注意
月間通信速度制限の解除 月末までなし※ただしスタンダードモードでの通信なら制限の対象とならない 月末までなし
3日間の通信速度制限 3日間/15GB 3日間/10GB
3日間速度制限の対象となる通信 全て 全て
3日間の速度制限後の通信速度 混雑時間帯1Mbps程度 混雑時間帯1Mbps程度
3日間の速度制限の解除 3日間のデータ容量が15GBを下回るまで 3日間のデータ容量が10GBを下回るまで
auスマートバリューmine適用 ×
オプション利用料 プラスエリアモード利用時月/1,100円 ハイスピードプラスエリアモード利用時月/1,105円

見てもらうとわかりますがこの新しいプランで一番のポイントは通信速度制限が緩和されているところです。

制限の緩和に関しては3つポイントがあります。

  1. 月間通信速度制限となるデータ通信量が7GB→15GBに増量
  2. 月間通信速度制限後の制限の対象となる通信がプラスエリアモードのみ
  3. 3日間の通信速度制限も10GB→15GBに増量

1:月間通信速度制限となるデータ通信量が7GB→15GBに増量

ギガ放題ではハイスピードモード(WiMAX2+)”のみ”の利用であれば月間制限なし。ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時においては月間で7GBを利用したら速度制限となるという、今の時代に合わないぐらい少ないデータ通信量しか利用できませんでした。

しかしギガ放題プラスについてはスタンダードモード(WiMAX+5G)での利用の場合は月間制限なし。月間通信速度制限の対象となる通信方式はプラスエリアモード利用時において15GBを超えた場合となります。

ギガ放題が7GBだったのに対して、15GBですから容量がかなり増えています。

さらに重要なのが次に紹介する対象となる通信モードです。これも緩和されています。

2:月間通信速度制限後の制限の対象となる通信がプラスエリアモードのみ

実はWiMAXにおいてはこれがもっとも問題でかつ注意が必要だった項目です。ちょっと簡単に説明するとハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用し月間で7GBを超えてしまったら通信速度制限となります。

先ほどの表を見てもらうとわかるようにハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)で月間通信速度制限になると以下のデメリットがありました。

  • 速度が最大128Kbpsとなる
  • 全ての通信モードが速度制限の対象
  • 月末まで解除されない、する方法がない

要するにこの月間通信速度制限の容量がそもそも少なく7GBしかないにも関わらずハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)を利用して制限になってしまったらほとんど何も利用できないネット回線となってしまうわけです。

速度が128Kbpsというのはネットサーフィンでテキスト主体のサイトが時間をかけてみれるかぐらいの速度です。ほぼ何もできない速度となってしまうだけでなく追加でパケット量を購入するとかの解除する方法すらありませんでした。

しかし今回の5G対応端末が加入できるギガ放題プラスに関してはこの通信速度制限が緩和されており、速度制限の対象となる通信モードに関しては『プラスエリアモードのみ』とのことです。

ということは仮に月間通信速度制限となってしまってもスタンダードモード(WiMAX+5G)などに切替えして利用すれば普通に月間速度制限の対象とならずに利用できるわけです。※3日間の通信速度制限はある

3:3日間の通信速度制限も10GB→15GBに増量

3日間の通信速度制限もかなり緩和されて10GB→15GBまで制限なしで利用することができるようになりました。これによって速度制限の対象とならない使い方の人もいると思うのでかなり利用者としては嬉しいのではないでしょうか?

1日辺りで換算すると5GBとなりますから割と利用できる内容は増えることとなります。ただ月間通信速度制限とは違って制限後の対象となる通信モードはすべての通信モードが対象となりますから注意しましょう。

3日間の通信速度制限は制限される時間帯(18時頃~翌2時頃)が決められているのと制限後の通信速度は1Mbpsと月間制限よりは緩い制限となっています。

ギガ放題プラスの注意点は?

当サイトが考える注意点は以下の通りです。

  • 5G端末専用プラン
  • 月間制限、3日間の制限以外にも速度が制限される可能性がある
  • WiMAX+5Gはじめる割は25ヵ月のみ割引
  • auスマートバリューmineは非対応?

5G端末専用プラン

ギガ放題プラスについては5Gルーター専用のプランとなっているので、今までに発売されているWX06以前の端末に関しては今までどおり<ギガ放題>に加入することとなります。

月間制限、3日間の制限以外にも速度が制限される可能性がある

従来のギガ放題でもそうですし、新しいギガ放題プラスでもそうですがデータ容量の上限が決められている速度制限以外(月間制限、3日間の通信制限)にも隠れた?通信速度制限があります。
これはよく読むとわかるのですが注意書きでこのように書かれています。

※ネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。<UQコミュニケーションズ ギガ放題プラスより>

WiMAX端末に限らずそもそもキャリアのデータ通信端末に関しては例外なくこのような文言があります。正直利用者側からすると周りの環境が影響するので避けようがない制限ではありますが一応あるということだけは知っておきましょう。

どの通信キャリアでもある内容ですから特別何か気にする必要はないといえます。

WiMAX+5Gはじめる割は25ヵ月のみ割引

料金に関しては2年契約と、契約期間がない方法と2種類があり料金は契約期間が2年の方が安くなっています。※これはUQコミュニケーションズの内容となりますから申込みするMVNOによって内容は異なるのでよく確認してから申込みしましょう。

どちらの契約をしたとしてもWiMAX+5Gはじめる割が適用されて月々-550円引きとなりますが、ここで注意したいのがこのはじめる割は25ヵ月のみの適用となっていますから、もし仮に長く利用するようであれば料金が高くなる可能性があります。

もしかすると2年後に料金プランを変更できたり、割引が延長になったりする可能性も0ではありません。ただ2年後はどんな風になっているのかわかりませんが契約時においては25ヵ月後に高くなるという風に覚えておきましょう。

auスマートバリューmineは非対応?

今現在調べている中ではauスマホを持っていて対象プランに加入している人がWiMAXの対象プランを契約したら加入できるauスマートバリューmineに関しては、ギガ放題プラスの注意書きに「auスマートバリュー mine」は対象外ですとあるので適用できないようです。

今後は対応になる可能性もありますし、新しい割引プランを設定することもあるでしょうし将来はわかりませんが今のところは適用できないようです。

キャリアが光回線などを含めて力をいれているのがスマホセット割引です。スマホとインターネット回線を同一にすることで割引をするのが主流となっていますから、今後はギガ放題プラスでも対象となる可能性は高いような気がします。

 

プラスエリアモードの概要とハイスピードプラスエリアモードとの比較

今回5G対応端末でもプラチナバンドを利用したau 4G LTEが利用することができます。ただこれはオプションで申込みとかは特に必要がなく端末側の設定を切替えて利用する方法となっています。

従来の端末ではハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)と言われていましたが、ギガ放題プラスからはプラスエリアモードと呼ぶそうです。

先ほどプランで比較した内容と重複する部分がありますが両方のモードを簡単にまとめてみました。なお3日間の通信速度制限に関してはどの通信モードでも適用されます。

ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)とプラスエリアモードの比較

プラスエリアモード(5G対応端末) ハイスピードプラスエリアモード(5G非対応端末)
月間通信速度制限 月/15GB 月/7GB
月間制限後の通信速度 月末まで最大128kbps※単位に注意 月末まで最大128kbps※単位に注意
オプション利用料 1,100円(日割りなし) 1,105円(日割りなし)
月間データ容量超過後の制限の対象となる通信モード プラスエリアモードのみ ハイスピードモード(WiMAX2+)、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)
月間通信速度制限の解除 月末までなし※ただしスタンダードモードでの通信なら制限の対象とならない 月末までなし
3日間の制限の対象となる通信モード 全て※ただし混雑時間帯のみ 全て※ただし混雑時間帯のみ
申込み 不要(利用したら請求) 不要(利用したら請求)

今までの5G非対応端末に関してはこの2つの通信モードを端末側で切替えして利用していました。

  • ハイスピードモード(WiMAX2+)
  • ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)

ギガ放題に加入していてかつハイスピードモード(WiMAX2+)のみで利用する場合であれば月間速度制限の対象となりませんでしたが、もしハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)を利用すると上記のようにオプション料が発生していました。

このオプション料は日割りではないので一度利用したら利用した日数が少なくても1,105円が通常の料金にプラス。さらに月間7GBを超えたらハイスピードモード(WiMAX2+)、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)ともに月間速度制限の対象となるので当サイトではあまり利用をおすすめしていませんでした。

繰り返しの説明になりますが新プランからはプラスエリアモードに関しては通信速度制限の部分がかなり緩和されており利用できるデータ容量も増え、かつ月間制限になったとしても通信モードもプラスエリアモードのみとなっています。

オプション料は発生しますが山間部に近い人やスタンダードモード(WiMAX+5G)ではエリア外、弱電波の人なんかだとプラスエリアモードを上手に利用することで恩恵を受けられることもあるかもしれませんね。

プラスエリアモードの注意点

プラスエリアモードの注意点は1つだけです。端末側の設定を切替えるだけとなるので簡単に接続ができてしまいます。

さらに接続してしまえばオプション料金は問答無用に発生しますから、意図せずに利用しないようにしましょう。

仮に家族などでモバイルWiFiルーターを共有して利用している場合とかだと、知らない内に端末の設定を変えてしまうとも考えられます。誤って接続を変えないようにしっかりと周知しておくなどの対策をとる必要があるとおもいます。

将来的にWiMAX2+の通信はなくなる?

すでに発表されていますがWiMAX2+の通信速度が2022年秋から段階的に遅くなることが決まっています。

WiMAX→WiMAX2+となったときも徐々に古い通信にであるWiMAXに関しては速度が低下していき最終的にはなくなっています。

今回も同じように今後はWiMAX2+→WiMAX+5Gと移り変わる中でWiMAX2+も徐々になくなっていくのは間違いなさそうです。

まとめ

  • 5G非対応端末が加入できるのがギガ放題
  • 新端末の5G対応端末が加入できるのはギガ放題プラス
  • ギガ放題プラスはギガ放題と比較すると制限が緩和されている
  • プラスエリアモードで月間通信速度制限の対象となった場合の対象通信が緩和されているのがポイント

 

 

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