モバイルWiFiルーターもかなり種類が増えてきています。そこでこのページではモバイルWiFiルーターをキャリア系、MVNO(格安SIM)系、クラウドSIM系といった風にジャンル分けして利用用途別の選び方を紹介していきます。
モバイルWiFiルーターのジャンル
世の中がどのようにジャンル分けしているかわかりませんが当サイトではこんな感じでジャンルを分けてみました。
- キャリア系モバイルWiFiルーター・・・docomo、Y!mobile、SoftBank、au、WiMAX(UQコミュニケーションズ)
- MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーター・・・MVNO各社、楽天モバイルは通信キャリアですがまだauエリアが多いのでここにしています。
- クラウドSIM系モバイルWiFiルーター・・・docomo、au、SoftBankのMVNOしておりSIMをクラウドで管理して最適なSIMを選択することで通信速度制限にならない使い方ができる。
8、9年前はイーモバイル(Y!mobile)かWiMAXでしたがここ数年はWiMAX、そして直近では格安モバイルWiFiルーターも流行っていますがそれ以上に2020年春頃はクラウドSIM系モバイルWiFiルーターが流行していました。
刻一刻と変わっているモバイルWiFiルーター業界ですがどのように選べばいいのか?選び方のポイントとおすすめな人を紹介していきます。
キャリア系モバイルWiFiルーターとは?
まず最初に当サイトが考えるキャリア系モバイルWiFiルーターとはなんぞや?をご紹介していきます。
通信キャリアが販売しているモバイルWiFiルーターで通信キャリアと聞くとなんか難しそうに感じるかもしれませんが携帯の基地局を設置して通信インフラを整備している会社です。
- NTT docomo(ドコモ)
- SoftBank(ソフトバンク)
- au KDDI(エーユー)
が大手三社と呼ばれています。ちなみにソフトバンクに買収されたイー・アクセスとウィルコムが合併してできたのがY!Mobile(ワイモバイル)。WiMAX提供しているUQコミュニケーションズはサービス開始当初からKDDIの資本が入っておりKDDIグループと言っても過言ではありません。なおUQ MobileがKDDIに譲渡されることになっています
ちなみにCMをバンバン打っている楽天モバイルは通信キャリアとして10数年ぶりに新規参入した会社です。
よってまとめると
- NTT docomo(ドコモ)
- SoftBank(ソフトバンク)、Y!Mobile(ワイモバイル)
- au KDDI(エーユー)、WiMAX(UQコミュニケーションズ)
- 楽天モバイル※エリアは一部auから借りている
この4グループとなります。なお楽天モバイルに関しては棲み分けが現在のところ難しくどちらかというとこの後紹介する格安モバイルWiFiルーター寄りですのでそちらで紹介します。
キャリア系モバイルWiFiルーターの特徴
- 端末は高性能でかつ最大速度が速い
- キャリア系モバイルWiFiルーターは料金が割高になりやすい
- サポート体制が充実しているから安心
- 同じキャリア、グループでスマホ+WiFiをまとめると割引適用などメリットがある
端末は高性能でかつ最大速度が速い
キャリア系モバイルWiFiルーターは高性能でかつ最大通信速度が速い傾向にあります。ドコモとかでは5Gに対応しているモバイルWiFiルーターが発売されているなど最新機種はかなり高性能なものとなっています。
なお基本的に性能が高いキャリアは順番にdocomo→ソフトバンクグループ→WiMAXです。
あと豆知識程度でいいのですがキャリアによって取り扱っている端末メーカーが違います。
- docomo→シャープ、Huawei
- ソフトバンクグループ→ZTE、Huawei
- WiMAX→Huawei、NECプラットフォームズ
キャリア系モバイルWiFiルーターは高性能ではありますがその通信の対象エリアの人しか恩恵は受けられないのと最大速度というのがどれだけ速くても今は通信速度制限がありますから正直当サイトとしては高性能である必要はないと考えています。
なおワイモバイルは2015年ごろから端末性能を落とした料金が安い端末を販売しているようにわりとMVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーターに近いような端末を取扱っていることもあります。
キャリア系モバイルWiFiルーターは料金が割高になりやすい
先ほど端末が高性能とお伝えしましたが高性能の為か料金も割高になりやすいのが特徴です。
さらにプランで言ってもWiMAXは例外ですがスマホとのシェアプランが主なプランとなっており実際に利用するとなると割高になることもあります。
サポート体制が充実しているから安心
通信キャリアですから至るところに専門ショップがあります。直営は数少なく代理店が多いのですが実際に対面で契約ができる、話が聞けるというのはあまりネットに詳しくない人、初心者の方には間違いなくメリットといえます。
あとで紹介するMVNOの格安モバイルWiFiルーターなどと比べると間違いなくこのあたりはキャリア系の方がおすすめです。
なおスマホになりますが今後はサポート体制を簡素化することで安いプランを提供していく傾向にありモバイルWiFiルーターでも今後は同じような事になるかもしれませんね。
同じキャリア、グループでスマホ+WiFiをまとめると割引適用などメリットがある
選び方として挙げられるのが同じキャリアでまとめることで通信費の割引適用がされ普通にスマホ+モバイルWiFiルーターを別々の会社で契約するよりも割安で利用できる可能性があります。例でいえばau携帯を利用しているならWiMAXのモバイルWiFiルーターを契約した場合には割引が適用されることがあります。
キャリア系モバイルWiFiルーターの選び方
- 使っているスマホと同じ会社にするもしくはWiMAX一択
- auは力が入っていないのでWiMAXで契約がおすすめ
- モバイルWiFiルーターではないが家でしか使わないのであればSoftBankAir(ソフトバンクエアー)もおすすめ
使っているスマホと同じ会社にするもしくはWiMAX一択
先程特徴でも紹介しましたがスマホとモバイルWiFiルーターの会社(グループ含む)をまとめることで割引が適用されます。割引が適用される場合だと普通に両方契約するよりもランニングコストの削減に繋がりますから選び方としては使っている通信キャリアと同じモバイルWiFiルーターを選択肢にいれてもらってもいいかもしれません。
ただ会社やプランによってはそもそも割引が適用されても割高になる可能性もあります。一概にまとめればいいという訳ではなくしっかり調べられることをおすすめします。
あと個人的にはこの中でもっともモバイルWiFiルーターに注力しているのはWiMAXだと思います。プランもシンプルでかつ日本で最も支持されているモバイルインターネットの会社なので初心者の方にもおすすめ。
auは力が入っていないのでWiMAXで契約がおすすめ
WiMAXはauでも同じ端末を契約することができますが基本的におすすめしません。その理由はそもそもあまり注力していないからです。まず契約する人は少ないと思いますがキャンペーンをやっているとかの例外を除いてお得ではありませんので同じWiMAXを購入するならau以外がおすすめです。
家でしか使わないのであればSoftBankAir(ソフトバンクエアー)もありかも
そもそもモバイルWiFiルーターではありませんがホームルーターという部類のワイヤレスインターネットがあります。このインターネット回線はモバイルWiFiルーター同様に工事不要で端末があれば即日インターネットが可能な端末で最近人気が高い商品となっています。
バッテリーを搭載していないのでコンセントでかつ契約してある自宅でのみしか利用できない端末ですが外で利用することは絶対にないという方に選択肢に入れてもいいと思います。。ただ将来的な利便性を考えると私はモバイルWiFiルーターをおすすめしています。
なおWiMAXにもホームルーターがありますがSoftBankAir(ソフトバンクエアー)の方がパケット量の上限の設定がないので通信量が多い人にはおすすめ。ただ注意点もたくさんあるので当サイトとしは万人におすすめできるサービスではないと思っています。
MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーターとは?
MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーターは通信キャリアから回線を借りて独自のサービスとして展開している会社でMVNOと呼ばれています。そのMVNOが展開しているのがSIMフリーモバイルWiFiルーター+格安SIMだったり、SIMフリーモバイルWiFiルーターは自分で調達して格安SIMだけMVNOなどの会社で契約するというのが一般的です。
様々な料金プランが用意されていますが特徴で使い方によっては利用料金も安く利用することができます。なお格安スマホと同じ部類となりここ数年でかなりの選択肢が増えていますがモバイルWiFiルーター初心者の方からすると敷居が高い印象があります。
MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーターの特徴
- 端末の性能は5年以上前の性能が多い
- パケット通信量が決まっているがその分安い
- 契約期間の縛りを気にしなくてもいいケースが多い
- 初心者向けではない
端末の性能は5年以上前の性能が多い
格安だけあってそもそもモバイルWiFiルーター端末の性能は低いです。性能が低いというのは最大通信速度が遅いだけでなく、ディスプレイ表示もカラーではないなど感覚でいえば約5年前ぐらいのモバイルWiFiルーターです。
もちろんモバイルWiFiルーター自体カラー液晶である必要はないですし、通信速度は最大150Mbpぐらいであれば電波状態に問題なければ普通に動画なども楽しめる通信速度(約5Mbps~20Mbpsくらい)だと思います。サブ回線として考えている人にはあまり関係のない話かなと思います。
パケット通信量が決まっているがその分安い
端末が安いのもそうですがパケット通信量を自分で選んでそのパケット通信量を超えたら通信速度制限が発生します。通信速度制限になる上限は自分で選ぶのですが当然上限が低ければ低い程月額料金は割安です。
契約期間の縛りを気にしなくてもいいケースが多い
格安SIM全般そうなのですが契約期間の縛りがないというかキャリアに比べると緩いケースが多いです。ちょっとの期間だけサブ回線として利用したいなどの人におすすめです。ただその分端末は一括で先に購入する必要がありますから初期費用はかかるケースが多いです。
初心者向けではない
そもそも店舗がない場合も多いのですが購入方法によっては自分で設定をする必要があったり組み合わせを考えたりするのはモバイルWiFiルーター初心者の人にはちょっと難しいかもしれません。
MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーターの選び方
- パケット通信量と通信回線で選ぶ
- 端末+格安SIMセットのモバイルWiFiルーター
- 端末は自分で調達して格安SIMのみ契約
パケット通信量と通信回線で選ぶ
まずプランを選びましょう。プランというのはパケット通信量の上限のことです。あなたがちょっとだけ外出先で利用したいということであればパケット量の上限が低い代わりに料金も安いというプランがおすすめ。
ただ自分の使うであろうパケット量を想定するのは難しいです。
できれば購入後のトラブルを避けるためにもレンタルサービスを利用してどれくらいの期間どれくらいのパケット通信量を利用するのかテストしてもいいですし、最初はパケット通信量多めのプランにして翌月プラン変更するなどの方法もあります。なおプラン変更は翌月適用となるケースが多いです。
パケット通信量が決まったら次は通信回線を決めましょう。通信回線というのはどのキャリアを利用するかです。
選び方はいろいろありますが今自分が使っている携帯会社と同じインフラのMVNO回線にするのもおすすめです。例えばあなたがdocomoを利用していて何不自由なくネット接続できているのであればdocomoのMVNOをしている格安SIMの会社で契約すれば基本的にエリアは同じなので問題なく使えると思いますからこのような選び方でもいいと思います。
ただこの場合一つ注意したいのが本家docomo回線とMVNOの回線では通信の質が違うことがあります。MVNO先によって借りている回線は同じでも速度がでないというのは普通にあり得ることなので全く同じように利用できないものだと思っておくといいでしょう。
端末+格安SIMセットのモバイルWiFiルーター
格安SIM業者の中にはSIM契約とセットでモバイルWiFiルーターを販売している会社もあります。モバイルWiFiルーターの初心者やあまりネットに詳しくないという人はこのような会社で端末とSIMを契約をおすすめします。
理由はセット販売だと設定なども含めて比較的容易だからです。
端末は自分で調達して格安SIMのみ契約
上記のケースとは違って自分で端末を用意してその端末で使える格安SIMのみを契約するパターンです。この場合いろいろ設定に知識が必要なので注意しましょう。
ただ利点としては端末を自分で選ぶことができるので自分好みの端末に好きなSIMカードを差すことができる、あとは端末の購入する場所によっては端末料金を削減することもできるます。
どちらがいいかはあなた次第といえます。
クラウドSIM系モバイルWiFiルーターとは?
2020年春頃かなり流行ったモバイルWiFiルーターです。各キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で契約しているSIMをクラウド一括管理することで最適な通信を選択肢して利用者に提供できるという仕組みです。
この仕組みであれば理論上通信速度制限にならないように事業者側がSIMを切替えることにより無制限のモバイルWiFiルーターを提供できるということで人気を集めていました。
ただ2020年春頃想定以上に通信を利用する人がいたことで回線がパンクし、結局通信速度制限にならないと謳っていたにも関わらず速度制限の対象となってしまったりと大問題に。今ではサービス停止した会社もあれば一部会社は規約をちょっと変更したり、新規受付停止したり、プランを変更したりなど様々な対応しており現在に至ります。
クラウドSIM系モバイルWiFiルーターの特徴
- 最適な通信を選択肢してくれる
- 運営している会社は有名どころは少ない
- 端末性能は低い
- 端末代金も安い
- 契約解除料金も割安の傾向がある
- 通信速度制限も緩い
- 再びサービス改変などの可能性もあるので注意
最適な通信を選択してくれる
クラウドSIMを利用しているモバイルWiFiルーターはサーバー上に大手3キャリアと契約したSIMを用意しておりそれらを切替えて利用者に最適な通信を提供してくれるというものです。
3キャリアの中から利用するので繋がりやすくエリアも広い範囲で利用することができます。
運営している会社は有名どころは少ない
運営している会社の多くはMVNO各社のように有名な会社が手掛けていることは少ないです。正直聞いたことのないような会社が多いのが現状です。
会社の知名度が低く信頼性が乏しいだけでなく2020年の春から夏にかけて問題がたくさんあったクラウドSIMモバイルWiFiルーターなのでちょっと契約には慎重にならざるえないかなと思います。
端末性能は低い
MVNO(格安SIM)系モバイルWiFiルーター同様に料金を抑えたいのか端末の性能は低い傾向にあります。最大通信速度も150Mbpsぐらいと今のキャリア最新端末などと比べるとかなり開きがでています。
端末性能自体は低くてもそこまで通信速度を求めることをしなければ普通に利用することが速度はでるでしょうから電波が入る場所であれば問題なく利用できると思います。
月額料金も端末代金も安い
月額料金もトータルで考えるとかなり安いだけでなく端末代金も割安となっているので今が旬のモバイルWiFiルーターといえます。MVNOよりも手軽でかつ使える容量が大きいと考えてください。
契約解除料金も割安の傾向がある
格安モバイルWiFiルーター同様に契約期間も短く、解除料金もキャリアと比べると安い傾向にあります。ただし最近は契約期間が長いプランが出てきたり様々な問題があったからかちょっとずつ変化もあります。
通信速度制限も緩い
クラウドSIMという特性によって通信速度制限は割と緩いプランが多いですが以前と比べるとかなり厳しくなっている印象です。
再びサービス改変などの可能性もあるので注意
過去の事例だと想定以上に通信がパンク状態になると速度制限の対象になったり勝手に変更されたりとということがあります。ただ上記でも記載したようにいろいろ問題があったからか回避策として契約期間を長めにする、月間パケット量の上限を設定するなど回避策をしっかりと用意してきています。様々な事態を想定しているだろうプランが登場しているので突然サービス休止ということは考えにくいかもしれません。
そもそも通信速度制限というのは基地局の負担を回避する為に必ずといっていいほど今はまだ必要なものですから速度制限はあったほうがサービス品質の維持には重要といえます。
クラウドSIM系モバイルWiFiルーターの選び方
- プランで選ぶ
- 端末で選ぶ
- 会社で選ぶ※特に重要
- 急ぎでなければ様子見が一番
プランで選ぶ
今年の秋からクラウドSIMを利用したモバイルWiFiルーターは様々な会社が新プランを展開しています。プランを見てもらうと様々なものがあり月間上限が決まっているもの、1日単位で上限が決まっているものなど様々です。あとは契約期間が決まっているものもあるのであなたの利用用途からプランを選ぶといいでしょう!
端末で選ぶ
クラウドSIMモバイルWiFiルーターの端末は基本的にキャリアと比べると低スペックなことが多いです。その中でもいろいろな端末があるので最大通信速度や、端末の色やメーカー、あなたの好みなどで選ぶといいでしょう。
会社で選ぶ
当サイトはクラウドモバイルWiFiルーターを探すなら特に重要な項目だと思っています。なぜなら会社としてリスク管理が徹底されていることがクラウドSIMの運用に置いて最も重要だからです。
以前問題になった会社の報告書などを見ているといろいろな観点からリスク管理ができているかどうか?によってサービスの持続できるか?なども重要になってくると思います。
そこで自分が知っている会社や大きな規模の信頼できそうな会社を探して選ぶというのもクラウドSIM系モバイルWiFiルーターでは大事なポイントかと思います。
先ほども紹介しましたがそもそも会社規模があまり大きくない会社が多いです。会社名聞いても知らないと答える人の方が多いのではないでしょうか?会社が有名であればそれなりに安心して申込みできますがそうでない場合はちょっと不安がありますよね。
もちろん会社を知らないだけですごくいい会社かもしれませんし逆に大きい会社だからと言って必ずしもいい会社とはいいきれませんが、、、
ただ自分なりにこの会社なら大丈夫そうだという会社を見つけて選ぶのがいいかもしれません。
急ぎでなければ様子見が一番
今は申込みについてはやめた方がいい時期かもしれません。理由は契約期間が長いサービスが増えてきていることとテレワークなどが増えていてモバイルWiFiルーターの需要が増えており再び想定以上のことが起きサービスが変更になる可能性も捨てきれないからです。
あとはちょうど新しいプランなどを展開する会社が増えておりこれから後出しジャンケンでもっといいプランが出てくることも予想されます。もちろん今年の春頃の出来事があったので利用者が激増するぐらい魅力的なサービスを展開することはなさそうですがそこそこ割安でかつ容量が大きいプランがでてくるかもしれません。
もしそれでもモバイルWiFiルーターを考えているということであれば契約期間が短いプラン、契約解除料金が安いプランを選ぶといい端末が出た時に乗り換えることができるのでおすすめです。
用途で選ぶ
当サイトで想定されるであろう用途を考えてみました。
- 外でも自宅でもメインインターネット回線として利用する
- 外出先でのサブインターネット回線として利用する
- 短期間の利用を検討している
- パケット通信量は多くなる予定(動画をたくさん観たい、オンライン会議(ビデオ)をしたい、容量の大きいものをダウンロード予定など)
- パケット通信量は少なくなる予定(ニュースサイト閲覧、ネットショッピング、メール送受信など)
利用用途というのはあなたが一番理解されていると思うのでどんな用途に当てはまるのか?今は当てはまらなくても今後当てはまる可能性も含めて考えていただくといいと思います。
外でも自宅でもメインインターネット回線として利用する
メイン回線としては本来であれば光回線をおすすめしたいです。その理由は安定性がモバイルWiFiルーターと比較すると明らかに高いからです。
ただそれでもモバイルWiFiルーターを契約して自宅でも外でもメインインターネット回線として検討しているという方も多いと思います。
そんな方におすすめしたいのはこのモバイルWiFiルーターです。
- クラウドSIM系モバイルWiFiルーター:プランは月間パケット通信量が多いプラン
- WiMAX:ただしハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)は利用しない
クラウドSIM系モバイルWiFiルーターは大容量のパケット通信量が使えるプランが増えているのと3キャリアの通信が利用できるのでエリアが広く利用できますから外でも利用する人向といえるでしょう。
WiMAXに関してはモバイルWiFiルーターとしては実績が抜群なのが理由です。ただ他と同様に通信速度制限がありますから万人におすすめできるものではありません。
この制限になるかならないかは結構重要でもしあなたが何本も映画を観たり、大容量の通信を利用しないのであれば通信速度制限にはならない可能性が高いです。しかしそうでなければ速度制限があるので別のモバイルWiFiルーターを検討してもいいかもしれません。
ただ一番確実な方法としては制限になるか、ならないかは正直想定してもわかるものではありません。実際に使って確認することが唯一の方法だと思うので、自分の月間通信量を知るためにレンタルをすることをおすすめします。
その結果WiMAXで良さそうならWiMAXにすべきだし、クラウドSIMモバイルWiFiルーターのほうがよさそうならそちらを選ぶ。
もしくは自宅は光回線にして外出先でサブインターネットとしてモバイルWiFiルーターを検討するという方法を選ぶと間違いないでしょう。
外出先でのサブインターネット回線として利用する
サブインターネット回線として利用するのであれば通信速度制限をあまり気にする必要がないといえますよっておすすめできるモバイルWiFiルーターはすべてです。
すべてではありますが一応選ぶときのポイントをまとめてみました。
- キャリア系モバイルWiFiルーター:自分が利用しているキャリアでかつスマホ割引が適用できる会社で選ぶのがいいかも
- 格安SIM+SIMフリーモバイルWiFiルーター:安くて利便性にも優れているが初心者にはおすすめできない
- 利用したい場所が山など人が少ない場所:エリアが広いキャリア回線がおすすめ。ただし楽天モバイルエリアはまだまだなので除く
いろいろ選び方はあると思いますが利用したい場所、利用したいエリア、利用する内容などによって変わってくると思います。これらを参考にしていただきながらさらに自分の利用用途からモバイルWiFiルーターの会社を選んでもらえたらと思います。
短期間の利用を検討している
短期間の利用を検討しているのであればこのようなモバイルWiFiルーターがおすすめです。
- WiMAX:利用期間が短い1年プランを提供している会社もあるのでおすすめ
- クラウドSIMモバイルWiFiルーター:利用期間が短い契約があるのでおすすめ
- モバイルWiFiルーター有料レンタル:その分月額利用料金も高くなる傾向はありますがおすすめ
最近は契約期間が長くなる傾向にあり申込みする会社によっては3年契約というのもあります。そんなに長く利用しないよっていう方であれば短期間のプランがおすすめですがその分デメリットとしては月額料金が高くなりがちです。あとは初心者の方、詳しくない方には難易度が高いかなと思いますがSMフリーモバイルWiFiルーターを買って格安SIMを入れて利用する方法もおすすめです。初期費用が高くなりますが契約期間の縛りが少なく、一度解約しても端末があるのでまた格安SIMを契約して利用するという方法もできます。利便性は抜群なので使い方によってはおすすめ。
ただあまりに短期間のみ利用したいということであればおすすめは一番のおすすめはレンタルかなと思います。
パケット通信量は多くなる予定
パケット通信量が多くなりそうな人はこのようなモバイルWiFiルーターがおすすめです。
- クラウドSIMモバイルWiFiルーター
- WiMAX:ただしハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)は利用しない
- SoftBankAir(ソフトバンクエアー):モバイルWiFiルーターではないが自宅のみでしか利用しないのであればパケット通信量の上限を超えたことによる速度制限がないので一応おすすめ
これにプラスして契約期間、利用した場所、携帯割引に対応しているか?なども含めて検討していただくといいと思います。
パケット通信量は少なくなる予定
これは基本的には外出先で利用する人と同じだと思っています。
- キャリア系モバイルWiFiルーター:自分が利用しているキャリアでかつスマホ割引が適用できる会社で選ぶのがいいかも
- 格安SIM+SIMフリーモバイルWiFiルーター:安くて利便性にも優れているが初心者にはおすすめできない
- 利用したい場所が山など人が少ない場所:エリアが広いキャリア回線がおすすめ。ただし楽天モバイルエリアはまだまだなので除く
パケット通信量が少ないのであれば月々の通信費が割安なプランで利用できる可能性がありますがパケット通信量が実際にどれくらいなのか?はやはり利用してみないとわからないと思います。もし時間とお金に余裕があるのであれば自分がどれくらいのパケット通信量を利用するのか?実際に一ヵ月ぐらいレンタルしてみると間違いないと思います。
まとめ
- キャリア系モバイルWiFiルーターは最大通信速度が速い端末が多く利用料金は割高だがサポートが充実している
- MVNOモバイルWiFiルーターについてはサポートが充実しているわけではないが自分にあったプランを気軽に選択、変更できる
- クラウドSIM系モバイルWiFiルーターは今流行っており様々なプランが登場している。おすすめできるモバイルWiFiルーターだが会社が信頼できない場合もありそうだから注意