先日NTTドコモより8月下旬に発売される予定のホームルーターhome 5G HR01が発表されました。この端末については当サイトなりに解説していきたいと思います。
ドコモのホームルーターは買い?
ドコモが先日発表したホームルーターhome 5G HR01について当サイトなりに評価してみます。まず最初に端末のスペック、サービス内容をまとめてみました。
ちなみに発売日は2021年8月下旬予定となっています。まだ発表されている内容だけでの評価、解説になります。
端末スペックと対象プラン
最大通信速度※5Gの場合 | 下り最大4.2Gbps /上り最大218Mbps |
対応通信方式 | 5G LTE:FDD-LTE / TDD-LTE |
対応周波数:5G | 3.7GHz、4.5GHz |
対応周波数:LTE | FDD-LTE:700MHz、800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.0GHz TD-LTE:3.4GHz、3.5GHz |
サイズ | 未定 |
重さ | 未定 |
バッテリー容量 | なし※AC電源を利用 |
同時接続可能台数 | 65台(WiFi64+有線1) |
契約プラン | home 5Gプラン:月/4,950円(税込) |
端末代金 | 不明 |
スマホセット割引 | home 5G セット割※プランによってスマホ割引が適用できる最大月/1,100円引き |
有線LAN機 | 1台のみ |
利用できる場所 | 届け出た住所でしか利用はできない※変更は可能 |
通信速度制限:月 | なし |
通信速度制限;3日間 | あり |
通信速度制限:その他 | あり |
ホームルーターは置くだけWiFiなどと言われるようにここ数年人気のインターネット端末です。※当サイトはあまりホームルーターをおすすめはしていません。
そんなホームルーターといえばSoftBankAir(ソフトバンクエアー)やWiMAX(au含む)のホームルーターが今まで主流でしたが、そこに割って入りそうなのがドコモが今年の8月に発売するこのホームルーター home 5G HR01だと思います。
現時点では端末代金が不明の為、料金面での評価はできませんがその他の内容としてはWiMAXのホームルーターやSoftBankAir(ソフトバンクエアー)と比較してもかなりいい内容だと思っています。
特にドコモ回線ということでその通信品質の高さに期待してしまうのと、後程解説しますが一応月間通信速度制限はないプランとなっています。
ちなみに同時接続台数は正直あまり関係のない項目だと思っていますが念のため記載しています。正直65台同時に接続する状況なんてそもそもないでしょうからあまり押しポイントではないのかなと思います。
ドコモのホームルーター通信速度制限
通信速度制限:月間 | なし |
通信速度制限;3日間 | あり※当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合 |
通信速度制限:その他 | あり※ネットワークの混雑状況 |
ワイヤレスインターネットの中で最も重要なのが通信速度制限だと当サイトは考えています。そこでまずは制限に関しての紹介をしておきます。
表をみてもらうとわかりますがドコモの通信速度制限はパケット通信量に決まりがある制限というのはないようです。
これはSoftBankAir(ソフトバンクエアー)と同じような内容と言っていいかもしれませんね。
パケット通信量に定めがあるケースとしては例えばWiMAX。
- 5G非対応ホームルーターが加入できるギガ放題プランだとハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時においては月間通信量7GBですべての通信モードが月末まで速度制限。ハイスピードモード(WiMAX2+)、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時においては3日間の合計パケット通信量が10GBですべての通信モードが10GBを下回るまで速度制限
- 5G対応ホームルーター(2021年6月発売予定)ギガ放題プラスだとプラスエリアモードで月間15GB利用した場合にはプラスエリアモードの通信が制限。スタンダードモード、プラスエリアモード利用時において3日間の合計パケット通信量が15GBですべての通信モードが15GBを下回るまで速度制限
このようになっていますが見てもらうとわかるようにある一定の通信量を超えたら場合通信速度が制限されるというパターンとなっています。。
WiMAXの場合月間通信速度制限、3日間の通信速度制限のどちらも通信量が決められていますがドコモのホームルーターに関してはこのような制限ではなく
- 月間通信速度制限はない
- 当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合に制限
- ネットワークの混雑状況によっては制限
となっておりこれはドコモのホームルーターのメリットだと思います。特に月間制限がないのはかなり嬉しいポイント。
ただしデータ容量が決められていない分多くのデータ量が利用できるかもしれませんし、逆にどれくらいで3日間の制限の対象となるのか不透明。制限がないわけではないのでそこまで利用していないのに速度が落とされるなんてこともあり得えます。
契約した当初は特に問題なかったとしても、実際にホームルーターを契約する人が増えてあなたが利用する周辺の通信量が多くなれば多くなるほど基地局の負担が大きくなり利用者の通信速度を落とすなんてことも想定はできますから必ずしも制限が緩いというわけではないかもしれません。
結論:ホームルーターで選ぶなら買いかも
まだ発売されていませんがサービス内容、スペックなどからおおよそ判断するとホームルーターの中で選ぶなら買いと言っていい端末だと思います。
- 通信品質に定評があるドコモ回線
- 5G対応で通信速度が速い
- ドコモスマホセット割が適用できる※プランによる
通信品質に定評があるドコモ回線
ドコモ回線のホームルーターということで一番期待したいところといえばその通信品質です。エリアも広くてかつ通信の品質にも定評があるドコモ回線ですから光回線がエリア外だったり、その他のホームルーターでは通信が安定しない場所でもドコモ回線であれば使えたり、通信が安定するということも可能性として考えられます。
様々な面でドコモというのは信頼性も高く非常に期待できるホームルーターといってもいいかもしれませんね。
5G対応で通信速度が速い
5Gに対応しているということで最大の下り通信速度も昔では考えられないほどの速度となっています。エリアがまだまだ限られているのと実際にはどれくらいの通信速度がでるのかわかりませんが、非常に期待が持てる端末といえそうです。
今はエリア外だったとしても今後は対応エリアに入ることでその恩恵を受けることはできますから今エリア外だったとしても選ぶ価値はあるかもしれません。
特に自宅で利用するインターネット端末ですから通信速度は速いほうがいいですし今であれば通信速度を必要とするコンテンツが多いですし、今後も増えていくことが想定されますから5Gに対応しているホームルーターというのは非常に魅力的といえますね。
なおドコモはモバイルWiFiルーターもそうですが他社と比べるとどの端末も最大通信速度は一番速いものを提供しているイメージがあります。ちなみにホームルーターにおいてはSoftBankAir(下り最大962Mbps)よりも、WiMAXの今度発売される5G対応ホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L11(下り最大2.7Gbps)よりも速い速度となっています。
ドコモスマホセット割が適用できる※プランによる
利用しているスマホのプランによりますがドコモのスマホをお使いの方であればスマホの通信量を割引することができます。
これによってほかのホームルーターを選ぶよりもトータルの通信量で考えたときに安く利用できる可能性があるので、ドコモ回線のスマホをお持ちで対象プランに加入している人はまず選択肢としてドコモのホームルーターを選んでみてもいいと思います。
WiMAX、ソフトバンクと比較
- WiMAXよりも制限が緩いかも?
- WiMAXよりも、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりも理論上の通信速度が速い
- 基本料金はWiMAXよりも高い、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりは安い※キャンペーン、端末代除く
- SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりも繋がりやすい可能性がある?
- ドコモは月額料金の範囲内で様々な通信に対応している
- WiMAXはレンタルがある
WiMAXよりも制限が緩いかも?
WiMAXは先ほども紹介したように通信速度制限が月間制限と3日間の通信速度制限とあります。
月間制限
- 5G非対応ホームルーターが加入できるギガ放題プランだとハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時においては月間通信量7GBですべての通信モードが月末まで速度制限。
- ハイスピードモード(WiMAX2+)、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時においては3日間の合計パケット通信量が10GBですべての通信モードが10GBを下回るまで速度制限
3日間の通信速度制限
- 5G対応ホームルーター(2021年6月発売予定)ギガ放題プラスだとプラスエリアモードで月間15GB利用した場合にはプラスエリアモードの通信が制限。
- スタンダードモード、プラスエリアモード利用時において3日間の合計パケット通信量が15GBですべての通信モードが15GBを下回るまで速度制限
通信速度は月間制限の場合は128kbps、3日間の通信速度制限の場合は約1Mbpsくらいと言われています。
128kbpsはほぼインターネットが利用できない速度で、1Mbpsだとyoutubeが画質を落とせば見れるかな?ぐらいの通信速度だと思ってください。※なおそもそもハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)、プラスエリアモード利用時にはオプション料金月/1,100円が発生します。
WiMAXのホームルーターと比較するとドコモのホームルーターはどらくらいの量でどらくらいの速度に制限されるかの目安がありません。よって制限に関してはかなり緩いかもしれませんし、周辺環境などによっては速度制限がより厳しいかもしれません。
正直使えるデータ量が決まっていないので制限に関してはいいか悪いのか誰にもわかりません。
ただ月間制限という括りだけで判断するとWiMAXと比較してもそうですしワイヤレスインターネットの中では割と緩い方といえると思います。
WiMAXよりも、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりも理論上の通信速度が速い
WiMAXの6月4日に発売されるSpeed Wi-Fi HOME 5G L11については下りの最大通信速度が2.7Gbps、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)はAirターミナル4が下り最大通信速度下り最大962Mbpsとなっています。
ドコモのホームルーターは下り最大通信速度が4.2Gbpsとかなり通信速度は速くなっています。
ただ1つだけ伝えておきたいのがあくまでも最大の通信速度ですからまずこの通信速度はでません。さらに対応しているエリア、周囲の環境にもよって速度がでるでないは変わってきます。
理論上の通信速度は速くても実際に利用したら他の回線の方が速いなんてことも普通にありますからあくまで参考までにしておくといいかもしれません。ただ同じ料金を払うのであれば将来的なことも見越して通信速度が速い端末を選ぶことをおすすめします。
基本料金はWiMAXよりも高い、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりは安い※キャンペーン、端末代除く
WiMAXの6月発売の新端末は5G対応となっているのでギガ放題プラスへの加入となります。ギガ放題プラスの料金は4,818円(税込)がWiMAX +5G はじめる割(当月から25ヶ月間)が適用で4,268円(税込)となっています。はじめる割は実質ほとんどの人が適用できるので4,268円が基準と考えてもらっていいかと思います。
SoftBankAir(ソフトバンクエアー)は5,368円(税込)※ただし記事執筆時の5月24日において25歳以下限定で24ヵ月3,168円で利用できるキャンペーンはやっています。
このような料金となっているのでドコモのホームルーターは4,950円(税込)ですからWiMAXよりは高いけどSoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりは安いと考えてもいいかもしれません。
ただしこの料金はあくまで基本料金です。
- 事務手数料
- 端末代金
- オプション代金
- キャンペーン
- スマホセット割
によってトータル料金は変わってくると思います。その辺りも含めて検討するといいでしょう。
SoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりも繋がりやすい可能性がある?
ドコモ回線といえば通信品質がいいというイメージをお持ちの方が多いと思います。
当サイトの管理人もその一人ですがドコモ回線のホームルーターということでSoftBankAir(ソフトバンクエアー)のように繋がりにくいなどの口コミも恐らく少ない?かもしれません。SoftBankAir(ソフトバンクエアー)は調べてもらえばいいですが悪い評判も多いです。※ただ評判が多いというのもそれだけ売れていて人気ということでもあります。
口コミを見ていると特に通信の部分において使える場所と、使えない場所で落差が激しいような気がします。使えている人の口コミだとかなり通信速度がでるような内容もみたことも。
ドコモの回線がいいかどうかはその場所、環境にもよりますがやはりドコモのネットワーク回線というのは今までの実績と、信頼があるのでおそらくSoftBankAir(ソフトバンクエアー)ほど通信に関して評判が悪くなるということはないかな?と考えています。
そもそも利用する通信方式なども大幅に違うのでドコモのほうが通信は繋がりやすい可能性が高いと思っています。SoftBankが悪いわけではなくそれぐらいドコモ回線は信頼できるということですね。
ドコモは月額料金の範囲内で様々な通信に対応している
ドコモのホームルーターは月額料金の範囲内で様々な通信方式に対応しています。
WiMAXはというと6月発売の新端末に関してはスタンダードモードでは5Gやau 4G LTEに対応していますがプラチナバンドのau 4G LTEには対応していません。これを利用しようとするとプラスエリアモードに加入することになりますがプラスエリアモードは使用した月は使用量に関わらず一定額で月/1,100円基本料金にプラスされます。※さらに月間制限の対象となる通信モードとなるので注意
SoftBankAir(ソフトバンクエアー)は4G方式:AXGP (2.5GHz) TDD-LTE (3.5GHz)、4G LTE方式:FDD-LTE (2.1GHz)のみとなっておりWiMAXのようにオプションで高品質な通信が利用できるわけではありません。
プラチナバンドを含む様々な通信に対応している点では他のホームルーターでは繋がりにくい場所でも繋がる可能性が高まります。もちろん場所にもよりますが高品質な通信モードがオプションとかではなく通常対応している点は非常にありがたい内容となっています。
WiMAXはレンタルがある
WiMAXのいい所としては公式サービスとしてレンタルができるところです。しかも15日間無料となっていますから気軽に申込みすることができます。
なおSoftBankAir(ソフトバンクエアー)とドコモのホームルーターに関しては今のところこのようなサービスはなさそうです。
当サイトでは契約前にはできる限りレンタルすることをおすすめしています。その理由としてはレンタルすることによって自分が利用する場所での電波状態を確認することができますし、部屋が複数ある方であればどこに置けばどれくらい届くのかなどを確認できるからです。
この確認を事前に済ませておけば購入後使えなくて…といったトラブルを限りなく少なくできますから契約する前に時間などに余裕がある方でレンタルができる端末を考えているのであれば、一度レンタルしてみることをおすすめしています。
なおドコモのホームルーターはレンタルはできませんがホームルーターが使えるかどうかの判断はスマホがドコモの場合で通信速度がそれなりにでていれば”ほぼ利用できる”と思っていいかもしれません。
気になること
ドコモのホームルーターは現状まだ発売していません。発売するのはまだ先ですからわからないことも多い。そこで今の現時点で気になっていること、想定されそうなことを当サイトなりに考えてみました。
- 端末代金
- 3日間の通信速度制限の頻度
- ahamo人気で通信品質が悪くなる?
- WiMAX、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)の動向によっては・・・
端末代金
今回の端末は非常に高級感がある端末でメーカーはシャープ製となっています
。基本的にキャリアが扱うホームルーター、モバイルWiFiルーターは端末代金が高い傾向にある為、この金額がいくらになるのか?というのが非常に重要だと思います。
あまりに高くなるのであれば分割購入した場合だと契約期間が長くなる可能性もあります。
この端末代金は発売してみないとわかりませんが要注目であり高い場合は要注意です。
3日間の通信速度制限の頻度
3日間の通信速度制限は<当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合>に制限されますがその制限となるデータ容量と通信速度についてはブラックボックスとなっています。
どれくらいの基準で制限になるかは利用者がわかりませんから使う人によってはもしかすると頻繁に通信速度制限の対象とされてしまうことも考えられます。
月間通信速度制限の定めがないのでその分はいいのですが3日間の通信速度制限に関してはちょっと不透明な部分が逆に怖いかな?と思います。
ahamo人気で通信品質が悪くなる?
もう一つ懸念されるのはドコモのスマホで人気のプランであるahamoですが人気が故に契約者数が増えたりするとその分基地局の負担が増え通信品質が悪くなる?可能性はゼロではありません。
それにahamoに限らず今回発売するhome 5G HR01が人気となって売れすぎるとさらに通信を圧迫する可能性があります。もちろん事業者側でそれなりの調整を行うと思いますが特にデータ使用量の上限が定められていないインターネット端末となりますからそれなりに利用する方も多いことが想定されます。
となると売れれば売れるほど通信速度制限がかけられやすくなるという懸念がでてきますね。
ただこれに関してはやはり天下のドコモということでゼロではないけど限りなくゼロなんじゃないかな?と勝手に期待していますが。
WiMAX、SoftBankAir(ソフトバンクエアー)の動向によっては・・・
今回ドコモがホームルーターを発売することにより今までWiMAX(au)とソフトバンクが先行していた市場に対して切り込む形となります。
内容としてもかなり人気となりそうな端末とサービスですから多くの契約者がドコモに流れる可能性があります。
となると困るのはソフトバンクとWiMAX。しかしそうなった場合に期待できることは競争が激化することにより価格やサービス面での向上です。
もしソフトバンク、WiMAXがより力を入れてきたらドコモよりもSoftBankAir(ソフトバンクエアー)、WiMAXのホームルーターにした方がよかったなんてケースあるかもしれません。
おすすめはこんな人
ドコモのホームルーターがおすすめな人を当サイトなりに考えてみました。
- 光回線がエリア外の人
- 工事をしたくない人、手軽にインターネットを始めたい人
- 通信品質を求める方でホームルーターを探している人
- ドコモスマホを利用していてスマホセット割が適用できる人
光回線がエリア外の人
光回線がエリア外の人で工事不要のインターネット端末を探している人にこのドコモのホームルーターはおすすめです。
料金も一律のプランとなっているのでシンプル(端末代金は別)なのと利用できるエリアがドコモですから圧倒的に広く電波が他のキャリアでは届きにくいような場所においても利用できる可能性が高いとえます。
工事をしたくない人、手軽にインターネットを始めたい人
工事をしたくない人でいえばホームルーターかモバイルWiFiルーターという選択肢になると思いますが自宅のみで利用するという方であれば据え置き型のホームルーターがおすすめです。
他にも手軽にインターネットを始めたいという方であれば工事不要で最短その日から利用できるインターネット端末ですからモバイルWiFiルーターとあわせて非常におすすめといえます。
通信品質を求める方でホームルーターを探している人
ドコモ回線といえば昔から通信の品質に定評がある会社ですから今回のホームルーターも他社と比較するとエリアもそうですがそもそもの繋がりやすさという面では期待してもいいと思います。
ドコモの通信が利用できるというだけでドコモを選ぶ理由の1つとなりそうです。
さらに先ほど他社との比較でも紹介しましたが一律の基本料金の中でドコモの様々な通信方式が利用できる仕様となっており、その中には低い周波数帯域を利用したプラチナバンドも含まれています。
様々なドコモネットワークに対応していることで電波に関してはかなり信頼していいと思います。
ドコモスマホを利用していてスマホセット割が適用できる人
ドコモのスマホを利用していてスマホセット割引が適用できる方は月々の通信費が他のホームルーターを選ぶよりも抑えることができるのでおすすめです。
ただドコモのスマホを利用していたらスマホセット割引が適用できるかといえばそうではありません。
しっかりと事前に確認した上で申込みしましょう。
おすすめできない人はこんな人
次はドコモのホームルーターがおすすめできない人を当サイトなりに考えてみました。
- 通信速度制限されたくない人
- 家族など多くの人が利用するメイン回線として考えている人
- ドコモ以外のスマホを利用している人
- 月々の通信量が少ない人
- 外出先でインターネットを利用したい人
通信速度制限されたくない人
先ほど紹介したように月間通信速度制限はありませんが3日間の通信速度制限や、周辺のネットワーク環境によっては通信速度制限が行われます。
仕事で使いたいとか、オンライン授業を受けたいなど通信速度制限されると困るという方も多いと思います。
そんな人は間違いなくホームルーター、モバイルWiFiルーターなどの通信速度制限があるワイヤレスインターネット端末ではなく光回線などがおすすめです。
光回線も違法なダウンロードなどあまりにも大容量の通信を行う場合は速度を制限される可能性がありますが基本的には普通に使う分にはあまり関係のない話だと思っていいでしょう。
家族など多くの人が利用するメイン回線として考えている人
メイン回線としてホームルーターを利用したいと考えている人も多いと思いますが、家族で利用するなど多くの人が利用する場合ではあまりおすすめできません。
今はネットに繋ぐことでたくさんの魅力的なコンテンツがあるので一人あたりの通信量は増えている傾向にあると思います。
もし一人暮らしとかであれば通信量の節約を行ったりするなど対策をとることもできますが人が増えれば増えるほと速度制限となる可能性も高いです。
一応通信速度制限の対象となる通信量をドコモは定めていませんがある程度利用したら速度は落とされる可能性が非常に高いです。よって家族で利用するようなメイン回線としてはあまり向いていないといわざる得ませんね。
ドコモ以外のスマホを利用している人
ドコモ以外のスマホを利用している人はそのスマホと関連するインターネット回線を申込みしたほうがスマホセット割引が適用になる可能性があります。
そうするとトータルの通信費では安くなることも想定できますから一度自分が使っているスマホの会社と関連する検討してみてもいいかもしれません。
月々の通信量が少ない人
月々のデータ通信量が少ないことが想定できる人においてはドコモのホームルーターではなく別のモバイルWiFiルーターなどを選んだ方がいいかもしれません。※ホームルーターよりもモバイルWiFiルーターの方がプランが豊富だったり柔軟性が高いことが多いから。
月々の通信量があまり多くない場合はもっと安く利用できるインターネット端末はたくさんありますから一度探してみるといいでしょう。
外出先でインターネットを利用したい人
自宅だけでなく外出先でインターネット環境を作りたい人などはホームルーターではなくモバイルWiFiルーターがいいかもしれません。ただモバイルWiFiルーターを自宅でも外でもとなると通信量が多くなるはずでうから制限になりやすいと思います。
利用する内容、頻度によっても変わってきますが自宅は通信速度制限がない光回線にして外出先はモバイルWiFiルーターかテザリング、モバイルWiFiルーターという方法でもいいかもしれません。
まとめ
- ドコモから8月下旬に5G対応のホームルーターが発売。
- 内容はかなりアツい!ホームルーターとしては人気がでそう!
- ドコモ回線は安心、信頼、実績がある通信回線だと思う。ドコモの回線だからこそ繋がりやすい場所もあるはず
- 通信速度がWiMAXよりもSoftBankAir(ソフトバンクエアー)よりも速い
- 通信速度制限の容量に定めがない※制限はあるから使い放題ではない
- 光回線エリア外やホームルーターを考えている人は選択肢にいれるべき
- ドコモスマホを利用している人で該当プランに加入していたらセット割引が適用できるかも
- 家族で利用するなど複数人で利用するメインインターネット回線としては向いていない
- 個人的にはドコモのホームルーターの人気がでることで競合他社のサービス、料金面などが向上することを期待したい