限界突破WiFiってどうなの?評価してみた

限界突破WiFi

このページではクラウドSIM利用したモバイルWiFiルーターの限界突破WiFiについて当サイトなりにおすすめな点や微妙な点などを独自の視点で紹介していきます。

限界突破WiFiのサービス内容まとめ

クラウドSIMモバイルWiFiルーターの限界突破WiFiをサービス内容から評価していきます。

ここで紹介している料金、サービスなどの情報に関しては記事執筆時又は更新時(2021年10月05日)の公式HPに記載してある情報となります。情報が古くなっていたり間違っているケースもありますので契約検討の際には必ずご自身でサービス提供元の公式サイトを確認してください。わかりやすく紹介したい為月額料金など一部については内訳を省略しています。

 

基本月額料金 月/3,850円
1日あたり~5GB利用した場合の通信速度 制限なし
1日あたり5GB~10GBまで利用した場合の通信速度 下り最大 4Mbps※上り最大 1.0Mbps
1日あたり10GB~利用した場合の通信速度 概ね128Kbpsに制限
その他通信速度制限 あり
事務手数料 0円
端末 端末名調査中
プランの契約期間 利用開始月~24ヵ月目までを2年契約※25ヵ月目以降は1年契約期間
契約解除料金 2年契約期間内に解約したら19,800円※自動更新後期間内に解約したら5,500円、更新月なら0円
契約の自動更新 あり※25ヵ月目~27ヵ月目が更新月
エリア docomo・au・SoftBank回線に対応
有料での通信速度制限解除 なし
端末補償オプション 端末補償500 月/550円
海外利用 可※別途料金発生するので要確認
会社 エックスモバイル株式会社
購入できる場所 WEB申込み、店舗申込み
HPのわかりやすさ 見やすい、わかりやすい
支払い方法 クレジットカード払いのみ

 

基本月額料金

基本月額料金 月/3,850円

プランはシンプルに1つのみとなっています。このプランの特徴は月間でパケット通信量が決められているわけではなく1日毎の通信量によって制限が適用されます。

1日毎でのデータ通信量が決められているプランというのは使い過ぎた!と思ってもすぐに解除されますから一ヵ月で通信量が決められているプランと比較しても利用しやすいと思います。

あと基本料金に関しては一部クラウドSIMモバイルWiFiルーターの中では契約月の日割りがないケースもありますが今のところ限界突破WiFiは契約月は日割りとなっておりいつ申込みしても損しないようになっています。

速度制限

1日あたり~5GB利用した場合の通信速度 制限なし
1日あたり5GB~10GBまで利用した場合の通信速度 下り最大 4Mbps※上り最大 1.0Mbps
1日あたり10GB~利用した場合の通信速度 概ね128Kbpsに制限

クラウドSIMモバイルWiFiルーターではあまりないパターンとなっており1日5GBまではパケット量による制限なし、1日5GB~10GBまでの利用でも下り最大通信速度が4Mbps、1日10GB以上を利用して128Kbpsに制限となっています。

4Mbpsがどれくらいかといえばyoutubeぐらいならサクサクとまではいかないかもしれませんがそこそこ見れる程度だと思います。もちろんあくまで下り”最大”4Mbpsですから利用する環境によっては通信速度は変わります。

なお10GB以上利用すると最大通信速度が128Kbpsに制限されてしまいます。この通信速度はほとんどインターネットが利用できない速度だと思ってください。

ただこの限界突破WiFiのいいポイントでもありますがあくまで制限の対象は1日毎の通信量となるので仮に制限になるぐらい利用しても毎日24:00でリセットされます。

これが月間制限や3日間の通信速度制限だと長い間速度制限の影響を受けてしまうのですが1日で決まっているので影響も少なく利用できるわけです。

その他通信速度制限

その他通信速度制限 あり

パケット量の上限が決められている速度制限とそうでない速度制限があります。現時点ではどの会社でも必ずあり注意書きや規約などに記載されているので利用者があまり意識して把握していない可能性があるので必ず確認しておきたい内容です。

第7条(通信区域の制限)
1. 当社は、技術上、保守上、その他当社の事業上やむを得ない事由が生じた場合、または携帯電話事業者の提供する電気通信サービスの契約約款の規定もしくは携帯電話事業者または協定事業者と当社との間で締結される契約の規定に基づく、携帯電話事業者による通信利用の制限が生じた場合、通信を一時的に制限することがあります。

第8条(通信時間等の制限)
1. 前条の規定による場合の他、当社は通信が著しく輻輳するときは、通信時間または特定の地域の通信の利用を制限することがあります。
2. 前項の場合において、天災、事変その他の非常事態が発生し、または発生する恐れがある場合の災害の予防もしくは救援、交通、通信もしくは電力の供給の確保または秩序の維持のために必要な事項を内容とする通信および公共の利益のために緊急を要する事項を内容とする通信を優先的に取り扱う為、電気通信事業法施行規則の規定に基づき総務大臣が告示により指定した機関が使用している移動無線装置(当社、協定事業者または携帯電話事業者がそれらの機関との協議により定めたものに限ります)以外のものによる通信の利用を中止する措置(特定の地域の契約者回線等への通信を中止する措置を含みます)をとることがあります。
3. 当社は、契約者間の利用の公平を確保し、本サービスを円滑に提供するため、帯域を継続的かつ大量に占有する通信について通信速度の制限(128kbps)、もしくが切断することがあります。

<引用:2021年5月1日時点の限界突破Wi-Fi利用規約より>

この通信速度制限に関しては可能性として記載があるもので実際にはどの程度で制限されるかはわかりません。これはどの会社でも同じですが一応このような制限があることはしっかりと理解しておきたいですね。

事務手数料

事務手数料 0円

事務手数料はほとんどの会社で契約した月の料金に発生するものです。キャンペーンによって無料だったりするのですが基本はどの会社も3,300円です。

しかし限界突破WiFiは現在のところ登録事務手数料というのは0円に設定されています。仮に3,300円請求されるとなると約一ヵ月分の料金ですから申込みする人にとってはかなりありがたい料金設定といえますね。

端末

端末 現在確認中

選択できる端末は1つのみとなっています。

限界突破WiFiの特徴としていえるのが端末がスマホのように操作しやすく、ただ単にモバイルWiFiルーターとしてだけでなく翻訳や地図アプリがあるなど他の用途としても利用できる端末になっています。

さらに一部クラウドSIMモバイルWiFiルーターでは端末側でパケット通信量を確認できない端末もある中でこの端末は目視で確認することができます。端末で確認できれば使いすぎた時のチェックもできますし何かと便利。

ちなみに限界突破WiFi端末のレンタル代金は0円となっています。キャリアのモバイルWiFiルーターや一部クラウドSIMモバイルWiFiルーターでは端末を一括若しくは分割で購入する必要がありますが、限界突破WiFiはその必要がないため初期費用も抑えられ、短期解約時に端末代金の残額が請求されることもありません。

プラン契約期間

プランの契約期間 利用開始月~24ヵ月目までを2年契約※25ヵ月目以降は1年契約期間

契約期間は2年間となっておりこの間に解約した場合には解除料金が発生します。端末のレンタル代金が無料となっているので解除手数料も低く抑えられておりキャリアのモバイルWiFiルーターと比較すると良心的といえそうです。

契約解除料金

契約解除料金  2年契約期間内に解約したら19,800円※自動更新後の期間内に解約したら5,500円、更新月なら0円

契約解除料金は3パターンあるようです。まず2年以内(契約月~24ヵ月目)の契約期間内に解約したら19,800円、更新月(25ヵ月目~27ヵ月目)であれば0円、自動更新後1年契約期間内(28ヵ月目~36ヵ月)5,500円となっています。

万が一解約するという場合であれば上記の金額が請求されますから注意しましょう。

あと注意したい点としては前月26日~当月25日までの受付分が当月末日に解約となるようですから月末に解約しようと考えている人は翌月適用になるので注意しましょう。

契約の自動更新

契約の自動更新 あり※25ヵ月目~27ヵ月目が更新月

契約の自動更新を設定している会社とそうでない会社がありますがこちらは自動更新が設定されています。ただし更新月として設定されている期間は割と長めとなっています。

エリア

エリア docomo・au・SoftBank回線に対応※事業者側が最適な通信を選択し提供

エリアは他のクラウドSIMモバイルWiFiルーターと同じで3キャリアの通信に対応しており事業者側が最適な通信を選択して提供するものとなっています。

有料での通信速度制限解除

有料での通信速度制限解除 なし

スマホなどで経験がある方もいるかもしれませんが通信速度制限になった後に有料でデータ量を追加することができるモバイルWiFiルーターもあります。

限界突破WiFiでは残念ながらそのようなサービスはなさそうです。ただそもそも1日単位のデータ通信量によって速度制限が適用されますからわざわざ有料で制限を解除する必要はなさそうですしなくても影響は少なそうですね。

端末補償オプション

端末補償オプション 端末補償500 月/550円

端末補償オプションは月額/550円で提供されています。基本的には端末補償サービスは最初にしか加入できないものですから加入するかどうかは申込みするときに決める必要があります。

サービス内容としては年度内に2回まで補償が適用できるオプションとなっており2回目までは対象の故障内容であれば0円。

ただ適用回数を翌年度に繰り越すことはできないのと3回目以降は適用外となっています。なお対応している補償は自然故障、偶然の事故のみとのこと※天災紛失盗難は適用外

一応このオプションに加入していなくても1年以内の自然故障についてはメーカー保証内で対応はしてくれるそうです。

あと注意したいのが毎月25日がプラン変更の締日となっているとのことで、毎月25日18時30分までに受付完了した場合は申し出をした月末での解約対応となるそうです。

HPのわかりやすさ

HPのわかりやすさ 見やすい、わかりやすい

HPは見やすくてわかりやすいと思います。さらに某大物歌手の方をモデルとして利用しており非常にインパクトのあるサービス紹介ページとなっています。

支払い方法

支払い方法 クレジットカード払いのみ

クラウドSIMモバイルWiFiルーターはほぼクレジットカード払いです。限界突破WiFiも同様にクレジットカード払い限定となっています。

ここがおすすめ

  • プランがシンプル
  • 利用できる通信量は多い
  • 1日単位で通信量がリセットされる
  • 事務手数料0円
  • 端末レンタル代0円でさらに端末自体に翻訳機能、地図アプリ搭載
  • 日割りあり
  • 珍しい?店舗契約も可

プランがシンプル

プランが1つだけとなっているのでシンプルで選びやすいと思います。

利用できる通信量は多い

速度制限の対象となるのは1日5GB~からとなっており5GB~10GBまでであれば制限されても下り最大4Mbps。10GBを超えると下り最大通信速度128kbpsとほとんど利用できない速度に制限されますが1日10GBも利用することは少ないような気がします。

そもそも1日5GBも利用できればモバイルWiFiルーターの中では速度制限とならず利用できる通信量は多い部類だと思います。

1日単位で通信量がリセットされる

1日単位で通信量がリセットされるので月で通信量が決まっているプランに比べると制限される時間も短く使いやすいと思います。

月で決まっている場合で仮に月途中で制限になってしまうと制限が解除される月末までほとんど利用できないレベルとなりますが、限界突破WiFiのように1日の通信量で速度制限が決まっていると仮に使い過ぎて速度制限となってもすぐにリセットされます。

正直これだけでも選ぶ価値があると思います。

事務手数料0円

事務手数料はスマホなどでも契約したときにも請求されるので払うことが当たり前となっており皆さんあまり重要視していないかもしれません。

しかし3,300円となると約一ヵ月分のモバイルWiFiルーターの通信費です。限界突破WiFiは良心的な価格設定となっておりこの事務手数料3,300円を0円にしてくれています。

端末レンタル代0円でさらに端末自体に翻訳機能、地図アプリ搭載

クラウドSIMモバイルWiFiルーターで多いのがU3という端末でディスプレイが搭載されていない端末ですがこの端末はディスプレイがあるだけでなく、翻訳、地図アプリが搭載されています。

さらに通信量も確認することができるので端末としてはかなり利便性が高い端末となっています。

そしてその端末がレンタル代0円で利用できるわけですからかなりお得に利用できると思っていいでしょう。端末代金のレンタルが0円ということは契約時に端末代金を支払ったり毎月の割賦金もないわけです。

割賦金があると通常の解約手数料+割賦金で高額な違約金となりますが、レンタルで0円だと割賦金の負担はなくただの解約手数料だけで済むので負担が少なくなります。

日割りあり

日割り計算が”ない”会社もあるのですが契約月は日割りで計算してくれるので気軽に申込みすることができます。

例えば日割りがない会社だと月末よりも月初に申し込みしたほうがお得ですよね?

日割りがないと申込みするタイミングも考えなければいけませんが日割りありの限界突破WiFiであればそこまで考えなくてもいいわけです。

珍しい?店舗契約も可

特におすすめしたいポイントとしては店舗で申込みができる珍しい?クラウドSIMモバイルWiFiルーターです。

大体ネット契約が一般的となっていますがそもそもモバイルWiFiルーターについてあまり詳しくない人にとっては、店舗で実際にスタッフさんから話を聞きながら申込みできるのはかなりのメリットではないでしょうか?

ここが微妙

  • プランが少ない
  • 2年契約かつ自動更新あり※更新月は長い

プランが少ない

メリットでありながらデメリットでもあるのがプランが1つしかないところです。あまりデータ通信量を利用しない人からしてみれば割高になることもあります。人によっては他の利用量が少なくその分月々の基本料金が割安なプランなどがおすすめの場合もあります。

プランが少なくてシンプルではありますが人によっては別の会社の料金プランの方が適していることもあると思います。

2年契約かつ自動更新あり※更新月は長い

契約の自動更新がないクラウドSIMモバイルWiFiルーターもありますが限界突破WiFiは2年契約で自動更新もあります。

もちろん更新月に解約できれば解除料金0円ですが自動更新というのがちょっとだけマイナスポイント。

一応更新月は長く設定されているので良心的ではありますが自動更新が管理人はあまり好きではありません。

評価:限界突破WiFiはおすすめできる人とは?

サービス内容を見て当サイトなりの評価は、すべての面で悪い部分は見つからずメインのインターネット回線として考えている人にもおすすめできるサービスだと思いました。

メインのインターネット回線としてもおすすめできる根拠は月間制限などがなく日ごとの通信量によって制限の対象となるからです。

月間制限の場合だと制限後リセットされるまでに時間がかかります。しかし24:00で一旦リセットされるプランとなっていますからクラウドSIMモバイルWiFiルーターをメイン端末として考えている人にもおすすめできる内容となっています。

さらに店舗申込みにも対応しているだけでなく、有名な歌手の方を起用、さらに社長自身が顔だしして情報発信しているところなど何かと不安要素が多いクラウドSIMモバイルWiFiルーターの中では会社としての安心感も抜群です。

まとめ

  • 限界突破WiFiは良心的なサービスとなっておりおすすめ!
  • プランはシンプルで1つだけ。あまり利用しない人によってはもっと使える通信量が少なく割安な会社の方がいいかも
  • 1日単位で通信量がリセットされる。
  • 端末も利便性が高く高性能
  • クラウドSIMモバイルWiFiルーターは会社が信頼できるかどうかの判断も重要だが安心感は抜群
  • 総括するとメインインターネットを探している人にもおすすめできるぐらい総合的におすすめのクラウドSIMモバイルWiFiルーター

なお当サイトが紹介しても問題ないと考えている他のクラウドSIMモバイルWiFiルーターを含めてこちらの記事で一括比較しています。

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