DAZNでサッカー1試合観た時のデータ通信量を検証してみました。モバイルWiFiルーター、ホームルーターなどを考えている方だとデータ通信量を気にされる方も多いと思いますので、ぜひそんな方は参考にしてみてください。
検証内容
今回はモバイルWiFiルーターやホームルーターを検討している人に人気のスポーツ動画配信サービスDAZN(ダゾーン)でサッカー1試合の通信量を計測してみたいと思います。
検証した内容は以下の通りです。
- DAZNでJリーグ1試合のデータ通信量【WiFi節約モードOFF】
- DAZNでJリーグ1試合のデータ通信量【WiFi節約モードON】
- DAZNでJリーグの1試合のハイライト約7分の通信量【WiFi節約モードOFF】
- DAZNでJリーグの1試合のハイライト約7分の通信量【WiFi節約モードON】
- DAZNで1試合をダウンロードした通信量
検証は以下のような環境で行います。
- モバイルWiFiルーターは楽天モバイル
- デバイスはiPad
- アプリで閲覧
検証に使った楽天モバイルはデータ通信量を確認する方法が2つありまして端末自体で確認する方法と、my楽天モバイルで確認する方法です。
端末側も多少通信量の計測には誤差があるようですが、my楽天モバイルは翌日反映なのと私の感覚では誤差が結構あるので端末側の通信量カウンタを参考に目視確認で計測します。
なおDAZNにはアプリ限定でWiFiの節約モードがありますがONにした状態とOFFにした状態で計測します。※OFFが節約していないということ
検証1:DAZNでJリーグ1試合のデータ通信量を計測【WiFi節約モードOFF】
まず検証した内容としてはJリーグの1試合をまるっと観たときのデータ通信量となります。
なお1試合といいましたがJリーグをよくみるサポーターはおそらく
- 最初の選手紹介、入場、監督のインタビュー
- 前半開始~前半終了
- ハーフタイム、前半ハイライト
- 後半開始~後半終了
- インタビュー、試合のハイライト、その他の試合結果
などすべて見ている人も多いと思います。実際に当サイトの管理人もJリーグ大好きなので見逃し配信でも最初から最後までしっかりと観ます。
そこで最初の検証ではDAZNで最初から最後まで観たときにどれくらい通信量を消費するのかを確認しています。
ちなみにこれもDAZNでサッカーをよく見る人はわかると思いますが海外サッカーとかだと試合終了後はすぐに終わりますよね。よっておそらくこの消費量よりは少ないことが想定できます。
なお最初の検証に用いた試合は楽天のモバイルWiFiルーターを利用したのでヴィッセル神戸VS浦和レッドダイヤモンズの試合にしました。
経過時間 | トータルのデータ通信量 | 補足 |
約30分 | 1.18GB | |
約61分 | 2.72GB | |
約64分40秒 | 2.90GB | 前半終了 |
約80分20秒 | 3.57GB | 後半開始 |
約93分30秒 | 4.25GB | |
約120分 | 5.62GB | |
約131分 | 6.18GB | 試合終了 |
約150分 | 7.16GB | ハイライト終了 |
約155分 | 7.46GB | 視聴終了 |
経過時間に関しては動画を観始めてからの時間となります。もっと細かく計測したかったのですが集中して観ていて忘れてしまいました。笑
結果を見てもらうとわかるように、なにも設定していない状態においてはDAZNを1時間みると約2.3~3.0GBぐらい消費していることがわかりますね。
この環境下で1試合を観ると約7.5GBです。
節約しようと思えばスタメン紹介、監督のコメント、入場、ハーフタイム、ハイライト、試合後のコメントなどを飛ばせば6GBくらい?でしょうか。
それでも1試合観るとこれだけ通信量を利用することになりますし、もし仮に気になる試合が数試合あったとしたら簡単にWiMAXの3日間の通信速度制限である10GB(ギガ放題)、15GB(ギガ放題プラス)通信速度制限の対象となってしまうぐらい利用することになります。
DAZNを観るだけでこれだけ消費しているわけですから他にもyoutubeやニュース閲覧などをするのであればもっと通信量を使用することとなりますね。
検証2:DAZNでJリーグ1試合のデータ通信量を計測【WiFi節約モードON】
次の検証は下記の内容を閲覧した場合でかつWiFi節約モードをONにした場合の通信量を計測します。
- 最初の選手紹介、入場、監督のインタビュー
- 前半開始~前半終了
- ハーフタイム、前半ハイライト
- 後半開始~後半終了
- インタビュー、試合のハイライト、その他の試合結果
なお検証に用いた試合は湘南ベルマーレVSガンバ大阪の試合です。先ほどとは違い30分毎でデータ量を観ていきました。
経過時間 | トータルのデータ通信量 | 補足 |
約30分 | 0.23GB | |
約60分 | 0.54GB | |
約90分 | 0.76GB | |
約120分 | 0.97GB | |
約150分50秒 | 1.22GB | 視聴終了 |
これを観るとなにも節約モード状態においてはDAZNを1時間みると約0.5GBぐらい消費することとなります。節約モードにすることでかなり消費量を減らすことができることがわかりました。
正直ここまで減るとは思っていなかったのでWiFiの設定が間違っていないか?とちょっと疑ってしまうぐらい。笑
なお節約モードの凄さはわかりましたが注意点としては節約モードが利用できるのはアプリ限定となります。
もしパソコンでDAZNを観る方であればこのモードは利用できないので検証1のパケット量を参考にしてもらうといいかもしれません。
検証3:DAZNでJリーグの1試合のハイライト約7分の通信量【WiFi節約モードOFF】
次に検証した結果はハイライトですWiFi節約モードの設定をしていない状態(OFF)で検証した結果となります。
Jリーグをよく観ている人であればライバルチームや上位陣、気になるチームをハイライトで観ることも多いと思います。
そこでハイライト1試合はどれくらいのデータ通信量を使用するのかを計測してみました。なおハイライトはその試合毎に長さが違います。
経過時間 | トータルのデータ通信量 | 補足 |
7分01秒 | 0.27GB |
ハイライトを1試合だけ見てもそこまで通信量を使用していません。
ただしJリーグをよく観る人はハイライト1試合で終わりますか?ちなみに私はJ2も数試合、J1は全試合ハイライトを観るので残念ながらその試合数によってその分加算されます。
例えばJ1全試合のハイライトを観ようとした場合には20チームありますから10ハイライトが存在するわけです。
よって単純計算ですが10×0.27GBで2.7GBぐらいの通信量を利用すると考えてもいいかもしれません。
検証4:DAZNでJリーグの1試合のハイライト約7分の通信量【WiFi節約モードON】
次に検証した結果はハイライトをDAZNのアプリの設定にあるWiFi節約モードをONした場合の通信量です。比較する動画は前回と全く同じ動画で検証してみました。
経過時間 | トータルのデータ通信量 | 補足 |
7分01秒 | 0.05GB |
1試合での検証と同じでこちらも先ほどのデータ通信量を比べるとかなりの節約になっていることがわかります。なお画質に関しては人によって感じ方が違うと思いますが当サイト管理人としては正直全く気にならないレベルの画質でした。
さて先ほど同様に例えばJ1全試合のハイライトを観ようとした場合には20チームありますから10ハイライトが存在あります。よって単純計算ですが10×0.05GBで0.5GBぐらいの通信量を利用すると考えてもいいかもしれません。
検証5:DAZNで1試合をダウンロードした通信量
DAZNを1試合ダウンロードした結果は7.17GBでした。なおダウンロードに関しては画質を3段階設定できて
- 低画質
- 標準画質
- 高画質
となっており、今回は標準画質でのダウンロードとなりました。ちなみにダウンロードにはあまりにも時間がかかりすぎてどれくらい掛かったかの検証はできませんでした。
なおダウンロード中に容量がiPadの容量がいっぱいになるなどのちょっとしたトラブルがあったので正確な数字かどうかというとちょっと怪しいです。あくまで参考までに。
低画質、高画質に関してはまた後日検証して結果が載せれたら更新していきたいと思います。
1試合でもデータ量はかなり消費!ワイヤレスインターネットはやめたほうがいいかも!?
さて検証した結果はDAZNのアプリに搭載されているWiFi節約モードを利用すると1試合観たときにでも約1.22GBとかなり少ない印象を受けました。
ただしアプリで閲覧しない方は1試合観るだけでかなりのデータ量を消費する為通信速度制限がある携帯通信キャリア回線を利用したワイヤレスインターネット(モバイルWiFiルーターやホームルーター)はやめたほうがいいと言わざる得ない結果だと思います。
DAZNだけでなく他の動画を観る方もいると思いますしサッカーで今回は検証していますがサッカーだけで言っても今は過密日程でかなりの頻度で試合が行われていますし海外も含めると1週間に数試合観る方もいると思います。
さらにジャッジリプレイ、やべっちなどのサッカーにまつわるコンテンツが豊富ですからこれらもよく観るという方のデータ通信量はきっと多いでしょう。
DAZNを頻繁に見ている人で特に困るのが観たい試合が速度制限の対象となることで満足いく通信速度が出ない場合です。
せっかく楽しみにしている娯楽時間にも関わらず制限で観れないなんて最悪ですよね?さらにリアルタイムで観たいという方も多いでしょうからそうなると通信速度制限というのがどうしても邪魔となります。
サッカー以外のスポーツも毎日配信されていますし日々のデータ通信量は多いという方もいるのではないでしょうか?
そうすると速度制限があるようなインターネット回線をメイン回線として利用するのはちょっとやめたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
- DAZNで節約モードOFFの時サッカー1試合のデータ通信量は約7.46GB
- DAZNで節約モードONの時サッカー1試合のデータ通信量は約1.22GB
- DAZNで節約モードOFFの時ハイライト1試合のデータ通信量約0.27GB
- DAZNで節約モードONの時ハイライト1試合のデータ通信量約0.05GB
- 標準画質を端末にダウンロードするとデータ通信量は約7.17GB
- 節約モードはアプリでしかないがアプリを利用する方は絶対に使うべき
- 頻繁にDAZNを観る方はモバイルWiFiルーター、ホームルーターはやめたほうがいいかも