車で利用するWiFiを探している人も多いと思います。このページではどんな人にどんなWiFi端末ががいいかを解説していきます。
車でWiFiを使って何をしますか?
基本的に車でWiFi環境をつくりたいと考えている人であればその目的があると思います。
- 同乗者が退屈しないように映画を見たい
- ナビにWiFi接続して活用したい
- 駐車場で停車している時に車内で仕事をしたいなど
このような利用用途が挙げられると思いますが当サイトとしてはまず最初に車内のみで利用できればいいのか?それとも車内以外でも利用したいのか?を考えて頂けたらと思います。
まだ決まっていないよっていう方であれば今のご自身が使っているネット環境や持っているデバイスなどから外でどれくらいWiFiを活用するか検討してもらえたらあなたに合った端末を探すことができるかな?と思います。
運転中に操作は×
当たり前ですが一応念のためにモバイルWiFiルーターやWiFi機器の運転中の操作は大変危険なのでやめましょうね!ちなみに警察庁のデータだと令和元年度のスマホ等によるわき見運転による事故は年間2,645件だそうです。(参考:https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html)
車内のみで使いたい方
車内のみであればどのモバイルWiFiルーターを契約してもらってもいいと思いますが一番のおすすめは車載WiFiルーターです。過去にY!Mobileが販売したことがありますが2020年12月にパイオニアが車載WiFiを発売しています。
この端末は車内オンリーでしか使えませんが個人的におすすめな理由をすると下記のようなメリットがあると考えます。
- 動作保証環境がモバイルWiFiルーターよりも優れている
- 忘れる心配がない
なお車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100Dは過去に当サイトでまとめています。注意点もありますが結構おすすめの端末です!
2020年12月にカロッツェリアから車載用WiFiルーターDCT-WR100Dが発売されました。 このページでは仕様、料金などから商品を当サイトなりに評価しておすすめな人や注意点を紹介していきたいと思います。 車載用WiFiルーター[…]
動作保証環境がモバイルWiFiルーターよりも優れている
動作保証環境というのが端末にありますがモバイルWiFiルーターよりも車載専用の端末の方が優れています。
実際に比較するとWiMAXのWX06であれば動作保証は温度 5~35℃/湿度 35~85%となっているのに対して、車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100Dだと温度–10 ℃ ~ +60 ℃、湿度90% 以下となっているようにかなり差があることがわかります。
今の日本だと真夏でなくても日差しが強い日であれば車内温度がかなり高くなってしまいますよね?そんな時に心配なのがモバイルWiFiルーターを車内に忘れてしまうことだと思います。モバイルWiFiルーターはバッテリーを搭載しているので高温の環境下で放置すると大変危険です。
毎回持ち運べばいいのですがうっかり忘れてしまうことも考えられます。
頻繁に使えば使うほどその可能性が高くなりますから、車内で使うことを想定している車載WiFi端末の方がまだ通常のモバイルWiFiルーターよりは安心、安全で利用できるかと思います。
忘れる心配がない
車内に都度設置していると思うので忘れる心配が少なくなります。それに車の電源を付けたら起動しますからモバイルWiFiルーターとは違ってわざわざ起動するなどしなくてもいいと思います。
ただ車内に置いておくと車上荒らしなどの心配もあるので一概にはいえませんが基本的に忘れる心配がないというのは利点かなと思います。
SIMフリーのモバイルWiFiルーターもいいかも!
次におすすめしたいのがSIMフリーのモバイルWiFiルーターです。
特にSIMフリーのモバイルWiFiルーターでAmazonで購入できる富士のモバイルWiFiルーターは車内で利用する人にも支持されているモバイルWiFiルーターとなります。
SIMフリーモバイルWiFi端末なのでご自身でSIMを調達して設定をする必要があるので初心者の方向けではありません。
しかしあまりパケット通信量を使わないよという方なら月々のデータ使用量が少ないプランでも十分な人も多いと思いますし、そういう方であればプランを選ぶ柔軟性が高いSIMフリーモバイルWiFiルーター+格安SIMセットでいいかもしれません。
車内でもそれ以外でも利用したい
利用したい内容によりますがパケット容量が大きくなるのであればクラウドSIMモバイルWiFiルーターか楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketをおすすめします。
理由は3大キャリアの通信の中で最適な通信を自動で選択してくれますから車で移動して利用することも想定するとクラウドSIMモバイルルーターはかなりおすすめできます。
あとはキャンペーンが適用できることが前提ですが楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketだと比較的安価で利用できますし楽天エリアだと無制限で利用することが利用できますし使う場所、使い方によってはかなりおすすめです。
ただどちらも注意してほしいのが先ほども紹介しましたように車内に忘れるというのは危険です。特にバッテリーが搭載されている端末になるので高温になると非常に危険です。
常に持ち歩くように気をつける、もしくは持ち歩くようにストラップを付けるなどの対策をとるといいかもしれません。
ちなみにWiMAXは使える容量は多いのとプラスエリアモードのエリアが広いので車内のWiFi環境づくりにもおすすめといいたいところですがエリアが広いプラスエリアモードは利用時にオプション料が発生するのと月間通信速度制限の対象となる可能性があるので注意が必要です。
サブ回線としての位置づけであれば正直楽天モバイルや、クラウドSIMモバイルWiFiルーターの方が柔軟性が高く万が一の時の解約などをする際にもリスクが少ないケースが多いのでこの2つのどちらかがおすすめ※ただしクラウドSIMモバイルWiFiルーターは悪質?と言ってもいい会社もあるので注意
ただ移動範囲が広くなるとエリアだけで考えるなら3大キャリアが使えるクラウドSIMモバイルWiFiルーターのがいいと思います。
まとめ
- 最初に車内のみ?車内でも外でも持ち運んで利用するかを決める
- 車内のみで利用するなら車載用Wi-Fiルーターがおすすめ
- モバイルWiFiルーターだと夏の車内放置は危険
- 車内でも外でも利用するならクラウドSIMモバイルWiFiルーターか楽天モバイル※キャンペーン適用前提